黒ばかり着ている人は恋愛対象になりにくい!?
― 乳原佳代のホロ酔い放談 ―
◆「見た目でキャラ診断」を決行
「見た目は心を映す鏡。外見だけでどんな人かわかりますよ」
そう豪語するのは、これまでに数多くの政治家や企業役員のコンサルティングを手がけてきた乳原佳代氏。果たして、そんなことが可能なのか。都内の某中華料理屋で「見た目でキャラ診断」を断行した(年代は同席した記者の推測値)。
隣のテーブルには帽子をかぶった20代の男性と特徴のないシャツを着たサラリーマン。
「帽子をかぶっている人はオシャレに自信ありです。また、キャラクターもののTシャツもイイ。個性的なアイテムを着こなせる自信があるんでしょうね。アクの強さを感じるけど、正直、合コンではお会いしたくないタイプ(笑)」
すると、そこに40代の水色シャツ、30代後半の黒ポロシャツメガネ、30代の水色チェックシャツの一行が来店。乳原氏は水を得た魚のように指摘を始める。
「真ん中の黒ポロシャツの人は、全身黒ですから自己主張が強いですね。それに一方的に話しているのも彼で『俺の話を聞け!』という感じです。座る位置も真ん中ですし、彼が飲み会を開いたんでしょうね」
自己主張の強い人は恋愛対象にはなりにくい。黒ばかり着ている人は服装を見直したほうが吉かも。
「水色シャツの人はある程度生活も安定している既婚者。でも、青白い顔に伸びたヒゲが好感度ダウンですよね」
肌の色と自分の服装のマッチングもポイント。肌が白い人は中途半端なヒゲがあるとマイナスに。
「水色チェックの人は安全パイに見られたいのだと思います。男性はあまり自分でチェックは買わない。チェックを着るのはいい人に見られたい人。きっと奥さんが選んだのでは? 引け腰なのは、飲み会の員数集めのせいでしょうか」
乳原氏によれば「一般女性の人物査定もこれくらい厳しい」とか……。みなさん、見た目には気をつけましょう。
【乳原佳代氏】
キャステージ代表。日本スカーフ協会認定講師。航空会社勤務を経て英国留学後、国際イメージコンサルタントに。話し方教室は不定期で開催。詳しくはhttp://www.castage.co.jpまで
取材・文/SPA!見た目で底上げ隊 撮影/難波雄史(本誌)
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