チビ・デブ・ハゲを魅力的に見せる小技とは?
書店のビジネス書コーナーには「見た目」や「外見」を謳う本が並び、男といえども身だしなみに気を使わずには勝ち残れない時代となった昨今。そこで、“戦略的な見た目改善”を図るため、イメージコンサルティングの先生方に男の三重苦「チビ・デブ・ハゲ」を魅力的に見せる方法を伺った
<チビ>
同系色&縦ジマでスタイルをよく見せる
「全体で色を区切らないこと。トップスとボトムスのコントラストを際立たせてしまうと余計に背の低さが目立ってしまいます。靴も含めて、同系色の色で統一すると、すらっとスタイルをよく見せる効果がありますよ」(AICI認定国際イメージコンサルタント・澤口珠子氏)
「タテのラインを意識することが大切。上にツンツンさせたヘアスタイル、ストライプのシャツがオススメです。スーツを含めて黒系の服は収縮して見せてしまうのでNG。膨張して見えるライトグレーの色を意識しましょう。あと、最近は男性用にも3~5cmのヒールの靴も流行です」(外資系自動車メーカーなどで、スーツの着こなし&立ち居振る舞いを指導している桜 美月氏)
<デブ>
膨張する色は避けて無地の黒系統で!
「白系の膨張色はNGです。チャコール系や濃いめのブルーなど痩せて見える色を意識して取り入れてみてください。こちらも全体を同系色でまとめて、全体の調和で細く見せる努力を」(澤口氏)
「ボーダーは太く見せるのでNGですが、かといってストライプも柄が広がるので無地で」(桜氏)
「素材も大切です。例えばウールの分厚い素材を着ると暑苦しいですし、薄すぎても体のラインが出てしまう。開き直ってキャラクター系やピンクなどの色を着て、可愛いキャラ路線を目指すのもアリですよ」(政治家・企業役員のコンサルティングを手がける乳原佳代氏)
<ハゲ>
髪の毛で隠すよりも視線を散らす努力を
「イタリアではハゲは精力の象徴としてモテるみたいです。だから服装はイタリア男のセクシー路線を目指すべき。麻のシャツやパンツをサラッと着こなすような。下手に隠すよりも短髪でさらけ出したほうが自然です。首回りにスカーフ、ネックレスを巻いて視線を頭から散らすのも効果的です。おでこが全開になるので眉毛の処理も念入りにしましょう」(乳原氏)
「スーツの場合、上品さと清潔さが大事。ネイビー、グレーといった落ち着いた雰囲気で。赤色の柄が入ったネクタイなどで視線を下に集めるのも手です」(桜氏)
【澤口珠子氏】
ミッションブランディング代表。AICI認定国際イメージコンサルタント。高い成婚率の少人数制キラキラ女子力&愛され女子力アップレッスンを主宰。http://www.tamakosawaguchi.com
【桜 美月氏】
外資系自動車メーカーなどで、スーツの着こなし&立ち居振る舞いを指導。研修・講演依頼は、デジテック・システムズ電:03-3938-7162 mail:tokuyama@dtstyo.co.jp(担当:徳山)まで
【乳原佳代氏】
キャステージ代表。日本スカーフ協会認定講師。航空会社勤務を経て英国留学後、国際イメージコンサルタントに。話し方教室は不定期で開催。詳しくはhttp://www.castage.co.jpまで
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