らーめん花月嵐の開発者「ご当地グルメより、地元民が通う店にヒントあり」

仕事で食べ歩きや研究を重ね、シビアな目で食と向き合っている「食品メーカーの開発者」に「ガチで旨い店」の話を聞いてきたが(http://nikkan-spa.jp/349369)、仕事を離れた場面でも、自分の担当している商品はどうしても気になってしまうようだ。

◆毎食が新商品に繋がる!? 新商品のヒントは日常の食事に隠れている!

「地方に行くと、有名なご当地グルメより地元の人がよく行くようなラーメン店で食べます。これまで食べたなかで一番インパクトがあったのは、長崎で食べた長崎ちゃんぽんです。スープは本当に濃厚で久留米ラーメンのような濃さで麺も太い。関東で食べるちゃんぽんとはまるで違っていました。こういったご当地での新しい味との出合いが、ヒントになることも多いです。実際、過去にも『喜多方らあめん大崎食堂』や『津軽らあめんじょっぱり煮干』など、ご当地系の限定商品も出していました」(らあめん花月嵐・井上さん)

「マルゲリータの開発に携わっていることもありますし、今、外食で一番人気のピザがマルゲリータなので、基本的にどこへ行ってもマルゲリータを食べます。マルゲリータはトマトとチーズとバジルだけのシンプルなピザなので、トマトの酸味やチーズや生地の違いがわかりやすいので、参考になります」(明治・中農さん)

 普段から味へのアンテナを張っていることで、新商品のヒントを見つけることもあるようだが、なかにはこんな切ない話もある。

「妻は私がいつもおでんを食べているのを知っているはずなのに、何故か食卓におでんを出すことが多いんですよ(笑)。しかも困ったことに、家で食べるおでんより、試食で食べるファミリーマートのおでんのほうがおいしいんですよね」(ファミリーマート・藤崎さん)

 普段から、シビアな姿勢でおでんに接している分、愛する奥さんが作ってくれたおでんにも妥協がないようだ。

取材・文/中村祐一 渡辺雅史(リーゼント)撮影/大澤邦彦 渡辺秀之 SARU(SARUYA AYUMI)難波雄史・山田耕司(本誌)
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