「朝食にケーキ」我が家の非常識な食習慣
家庭は一番小さな社会だが、「今まで我が家では当たり前だと思っていたことが、他の家庭では当たり前じゃなかった」なんて経験はないだろうか?
「うちはお客さんが来たときにもらったケーキを、翌朝の朝ごはんとして食べていました。普通にショートケーキとかチョコレートケーキとか。大学のときに友達と、『今朝何食べた?』という話題になって『ショートケーキ』と答え、周りに驚かれて、そのときに初めて『他の家では朝食にケーキを食べないんだ』と知りました」(26歳・女性・IT関係)
「大学で上京するまでずっと岩手で育ってきたんですけど、大人の男の人は例外なくお酒を飲めると思っていました。親戚縁者で、飲めない男の人なんて見たことがなかったので。でも、大学に入って、男の人がカルアミルクとかファジーネーブルだの女々しいお酒を飲んでいるのを見てびっくりしました」(31歳・女性・商社)
「スキヤキは豚肉で作るもんだと信じ切っていました。豚肉のスキヤキしか出なかったので。でも、小学校5,6年生の頃に親戚の家でスキヤキを出されたときに、牛肉を使っていたので鍋で煮えている肉を見て『肉が黒いよ!!』と言って、周りをキョトンとさせたことがあります。今、思えば恥ずかしかったですね(笑)」(36歳・男性・IT関連)
さてさて今回紹介できたのはごくわずかな事例だが、読者の皆さんにも一つくらいこんな思い出があるのでは? <取材・文/トモMC>
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