真夏にもイルミネショーンを楽しめるスポットがあった
今宵も東京はイルミネーションで輝いている。東京ミッドタウン、表参道といった有名スポットだけでなく、全国各地にも人気スポットが点在する。
「神戸ルミナリエ」もそのひとつ。2015年は阪神・淡路大震災から20年の節目を迎え、今年は強風により電飾が崩壊してしまうトラブルに遭ったものの無事に開催。会期中には325万人もの来場者が駆けつけた。毎年、資金難に悩まされている「ルミナリエ」であるが、今後も末永く開催されることを期待したい。
島根県松江市では、年末の風物詩として個人運営の「松ナリエ」が人気を集めている。自宅の庭でイルミネーションを始め、かれこれ15年以上経つという。入場無料で、松江城が国宝となった今年も各地からファンが駆けつけている。
そして滋賀県東近江市で人気を集めるのは湖東町の「コトナリエ」だ。こちらはイルミネーションがよく似合う冬の開催ではなく、毎年8月の夏休みシーズンに開催されている。今年は8月1日から15日まで開催されており、冬のイルミネーションにも負けない輝きを放っていると地元で評判だ。
もともと「ルミナリエ」は、イタリア語で「祝祭のためのイルミネーション」の意味を持っており、松江市で開催されるから「松ナリエ」、湖東町で開催されるから「コトナリエ」といった具合だ。
コトナリエの始まりは2004年、特別な観光資源を持たない町であった湖東町が、東近江市への合併により湖東という言葉もなくなってしまうことを危惧し、会場の10万平方メートルある「ひばり公園」を11万球の電球で飾り始まったもの。夏のイルミネーションイベント「コトナリエ」として地元で親しまれているようだ。新潟県でも、夏のイルミネーションが人気になりつつあるという。
イルミネーションといえば冬の風物詩。夏にはすっかりイルミネーションの気分ではないかもしれないが、こんなイベントが開催されていることも思い出してみてほしい。 <取材・文/北村篤裕>
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