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知名度イマイチ「博多うどん」の実力とは?

今や全国的におなじみとなった讃岐うどん。しかし、それ以外にも全国各地にさまざまなうどんがある。そばよりも地域性が強く、それぞれの土地の人がそれぞれに愛着を持っているうどん。そんなご当地うどんの魅力を熱く語り合っていただきましょう! <西日本編> 博多うどんに九州全土から賞賛の声が続々と……
丸天うどん

丸天うどん(福岡県)

 讃岐うどん同様、思い入れの強さが表れていたのが博多うどん。福岡県出身者からは「お酒を飲んだあとでもさらっと食べられるやさしい風味と、麺ののどごしは博多うどん独特のもの」(25歳・女)、「麺は外側がやわらかくもっちりで、中にいくにつれて硬くなる感じ。表面はダシの効いたツユを十分に吸い、中はコシが残っているところが絶妙」(34歳・男)などの熱き声が。  また、好みの具に関しては「麺の上にまん丸の揚げ天(さつま揚げ)がのった丸天うどんがいい」(22歳・男・佐賀県)、「ごぼう天うどんが好き。ごぼう天の油分がツユとマッチしておいしさに深みを出している」(36歳・女・宮崎県)と、九州全土から賞賛の声が上がった。さらに、かしわ(鶏肉)をダシに使い、鶏そぼろをトッピングしたかしわうどんも「スープのダシが効いていて、かしわも噛むほどに味わいがある」(37歳・女・佐賀県)と高評価だ。
伊勢うどん

伊勢うどん(三重県)

 最後は近頃、話題になっている伊勢うどん。三重県出身の33歳の男性は、「コシとモチモチ感が魅力のうどんなんて全国各地にある。オリジナリティの点では、伊勢うどんが圧倒的だと思いますね。最近、久しぶりに食べて、懐かしさも手伝い『ああ、おいしいな』と感じたけれど、地元にいる頃は内心、そのやわらかさから『離乳食かよっ!』と少しバカにしていたかもしれない(笑)」と、ご当地うどんのよさを再認識した様子。  44歳の女性は「卵とじにおネギたっぷりに七味をかけて食べるのがお気に入り。あとは子供の離乳食によく使いました」って、本当に離乳食かいっ。きっと消化にいいんだろうね。さらに「伊勢うどんを特に好きってほどではないんだけれど……。でも、他県の人に否定されるとイラッとします」。それが郷土愛ってものだよね。 【丸天うどん・福岡県】 福岡県の博多うどんの一種。やわらかい麺にイリコを使ったダシが特徴で、そこに丸天(さつま揚げ)をのせた ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=408042 【伊勢うどん・三重県】 三重県伊勢市の名物料理。極太のやわらかい麺に、たまり醤油に魚介等のダシを加えた黒いタレをかけて食べる ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=408043 ― 激論!全国[ご当地うどん]バトル【5】 ―
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