更新日:2013年10月16日 20:19

【OS別通信速度比較】 iOSは「ソフトバンク>au」

ドコモ、au、ソフトバンク、それぞれ実際に使ってみないとわからないスマホのつながり具合を、音声通信、データ通信、最速値から調査。その最新動向をまとめてみた! ◆LTEも3Gも平均速度が速いのはソフトバンク  まずは、前回も紹介した3つの円グラフ(https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=405328)に注目してほしい。
最速値比率

3キャリアのスマホ最速値比率

 これは左からスマホ全体、iOS、Androidと、それぞれで3キャリアの最速値比率を比較した結果だ。  スマホ全体ではソフトバンクの平均速度が速かったエリアがもっとも多いことがわかる。一方、OS別で見るとiOSではソフトバンクが、Androidではauがそれぞれもっとも多いという結果になっている。  この結果だけを見るとソフトバンクの独り勝ちと言えそうなのだが、注意点としては同調査がアプリで通信速度を計測できたエリアのデータをベースにしているという点だ。本調査ではドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアすべてのデータが揃ったエリア(3キャリアのスマホがつながるエリア)のデータのみを参照しているため、通信エリアと同義という意味ではない。  要するに、2キャリアしか計測できなかったエリアは、調査の対象外となっているのだ。そのため正確に言うならば、“つながればソフトバンクが速いエリア”が、LTE、3Gともに多いということになる。  ちなみに、各マス(https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=405333)で計測した平均通信速度は、スマホ全体ではLTE、3G、LTE+3Gのすべてにおいてソフトバンクが最速で、OS別で見るとiOSではソフトバンクが、AndroidではLTE+3Gのみ、auが最速という結果になっている。
スループット最速値

3キャリアの平均スループット最速値

― 3大通信キャリア最新ネットワーク動向【3】 ―
おすすめ記事
ハッシュタグ