雑学

京葉線・東京駅をめぐる知る人ぞ知る裏ワザ

東急東横線渋谷駅の移転、小田急線下北沢駅の地下化など、リニューアルの続く東京の駅。ますます複雑に入り組んで、新東京人はもちろん旧東京人にとってもダンジョンだ。そんな迷路駅を実際に歩き回って傾向と対策をリポート。これでもう迷わない……かも!?

【東京駅】
JR中央線⇒JR京葉線
乗り換え時間:8分36秒
(中央線ホームから中央通路を通り京葉線方面へ。構内は駅ナカショップも多いため混雑度もかなり高い)

東京駅

地図で見ても同じ東京駅とは思えない京葉線ホーム。数多くの路線が乗り入れる東京駅構内もかなりのダンジョンだ

 中央線のホームで、いきなり困難にぶち当たる。階段やエスカレーターがいくつかあるのだが、どれを下りれば京葉線方面なのか表示がない。ホームをうろつき案内板を発見するも、「八重洲北口」とか「丸の内中央口」とかで、京葉線の文字はナシ。不安になりつつも、とりあえず近場の階段を下りる。

 ようやくここで京葉線の表示が現れた。矢印の示す方向に歩き始める。はい、次は右折ね。順調に進んでいるが、気分は下降線をたどる一方。予想はしてたけど、まあ人通りの激しいこと。思わずうなだれる……おっ、床にも「京葉線」と書かれた矢印があるではないか。床の表示は先のほうまでずっと続いている。懇切丁寧なお仕事ぶりだ。でも、案内表示を探すときは、どっちかっていうと上を見てると思うんだけどね。

 新幹線乗り場を通過すると、「KEIYO STREET」というショップフロアに突入。手前には京葉線の表示と「ホームまで400m」の文字。まだまだ先じゃねえか……。この案内、かえって疲れを倍増させるよ。ここまでですでに4分経過。そのまま直進し、エスカレーターを下りた先は、動く歩道の登場だ。それも立て続けに3つ。歩道の上も黙々と歩く。ちょっとおばちゃん、真ん中に突っ立って行く手を阻まないで。そこのお姉さん、キャリーバッグをもっと脇に寄せてくれや。邪魔だよ。歩き疲れもありイライラ度はMAX。だったら歩かずに歩道に運んでもらえよって話だが、それじゃあ負けだ(何と勝負してるのか!?)。

◆東京駅より有楽町駅で乗り換えたほうが早い!?

 動く歩道の終点の先にある階段を下りると、「京葉線のりば」の文字と、電車の発車時間を知らせる電光掲示板が見えた。きっと目の前の階段を下りれば京葉線ホームだ! 勢いよく駆け下り「やったー、到着ー!!」と、心の中でガッツポーズ。……ん!? ここホームじゃない!!

 何だよ、もうひとつ階段下りなきゃならんのか。ぬか喜び作用もあり、最後の階段での足の重さたるやハンパじゃない。

 所要時間は8分36秒。動く歩道やエスカレーターを歩かなかったら、あと数分は加算されたはず。もうまるっきり別の場所。これ、東京駅と名乗っちゃダメでしょ。

有楽町駅

有楽町駅でもらった乗り換え用の紙。かなり適当な感じで心配になるが、問題なく使えた

 実は京葉線への乗り換えには、ほかに断然近いルートがある。利用するのは隣のJR有楽町駅。京橋口改札で駅員に「京葉線に乗り換えたい」と言うと、ここまでの乗車券の提示を求められ、一枚の紙を渡される。で、「この紙を京葉線の改札で見せてください」と言われた。本当か。本当にこのペラッペラの紙切れで通れるのか。一抹の不安を抱えながらも、京葉線乗り場へ向かう。

 東京国際フォーラムを突っ切るように直進すると、ほどなくして正面に京葉線乗り場の表示が。階段を下りれば、すぐに改札に到着。有楽町駅で渡された紙をおずおずと差し出すと、「はい、どうぞ」といとも簡単に通された。所要時間はナント約3分!! 体力気力の限界と闘いながら東京駅内を歩いたのがアホみたいじゃ~。

【攻略ワザ】
・京葉線への乗り換えは有楽町からのほうがラク。
・東西線大手町駅への乗り換えは日本橋口へ。
・千代田線への乗り換えは大手町より二重橋前へ。

※乗り換え時間は記者個人の実測によるもので、歩く速さ、混雑状況等によって変動します。
― 東京[迷路駅]攻略ガイド【4】 ―




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