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名刺までラインストーンでデコる新入社員に唖然

上の世代から「ゆとり」と蔑まれ始めているのを見て育ち、中高生時代にはSNSが登場。「ソーシャル」とともに思春期を送ってきた。この4月にやってきたのは、そんな時代を生きてきた若者だ。ソー活が流行し、就活の鉄板ネタは「震災ボランティア」と意識が高そうだが、括りとしては「第3次ゆとり世代」とまだまだゆとり枠。現場からの最新の観察報告をリポート!

<快適な空間作り命・巣作りちゃん:遭遇率30%>
ゆとり, 新入社員名刺をラインストーンや色ペンでデコレーションする、デスクに人形を並べる、仕事中に趣味の演劇の脚本を書く……など、とにかく会社を自分の部屋のような快適空間にすることに余念がない。むしろ会社を自分の部屋の一部と勘違いしている。とにかく自分がくつろげて、快適ならオールオッケー

◆職場は私のおうち、どこまでも自分空間を追求

 キャラ設定をする「バリケードさん」よりも“快適さ”にこだわるのがこのタイプ。

「勤務初日から自分の名刺をラインストーンや色ペンでデコりだした。出来上がったキャバ嬢のような派手な名刺を見せてきて、『カワイくしてみました』と得意げ。机の上も小さな人形で埋め尽くされていた」(銀行・31歳)

「『まだ肌寒いから』と、スーツの下にド派手なピンク色のセーターを重ね着してきたギャル系新人がいた。どう見ても部屋着にしか見えないので注意をすると、『リラックスできるんで♪』と反省は皆無」(メーカー・29歳)

 また、ノマド気取りの新人も。

「入社3日目にして、自分の席は落ち着かないからとスマートブック片手にふらふらし始めた奴がいます」(IT・32歳)

 極めつきは、寮の匂いにまでこだわるというケース。

「社員寮に入る予定の新人から、『自分好みにアレンジしたいので、いろいろなカットで部屋の写真が欲しい』と言われ、しまいには『部屋の匂いを教えてください』と。知るか!」(商社・37歳)

 徹底してわが道を爆走する今年の新入社員。これは個性と言って、許容すべきなのだろうか……。

取材・文/青山由佳
― [2013]新入社員の観察報告【6】 ―

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