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40代会社員の極貧生活「借金返済のため週末はバイト」

共働き夫婦が増えたとは言っても、家計の管理は妻。少ないお小遣いのやりくりに悩むサラリーマンは依然として多い。アベノミクスの恩恵は一切なく、お小遣い月1万円以下という猛者たちの極貧生活をルポ。1万以下ライフの真実に迫る。 ◆妻の借金とローン返済のため副業に励むも小遣いは1万円 <大野通さん(仮名・42歳)プラント建設 年収630万円> サラリーマン「数年前に妻が享楽費にクレジットカードのリボ払いを多用して、600万円超の借金ができてしまい……以来小遣いは1万円です」と語る大野さん。いったい、1万円でどんな生活を? 「まずお昼代ですが、極力お金をかけないようにと昼は毎日コンビニおにぎりと野菜ジュースのみ。あと、同僚と飲みにも行きません。最近はあまりに毎回断るので、誘われもしなくなりました。最初は辛かったですけど、慣れましたね」  だが、こうした努力だけでは返済が間に合わず、週末はガソリンスタンドで副業の日々。月10万円は稼げるが休みは年間10日もない。 「忙しくて鬱屈したときは、僕の大好きなAKB48のCDを買うのが唯一のストレス発散です。それも、握手券欲しさにCDを買ったファンがネットオークションに転売した、1枚100円のものを買うなどして節約しています」  借金完済まではあと数年。それまで体が持つといいのだが。 【1か月の小遣いの内訳】 交通費 0円 飲食代 7000円 趣味 3000円 計1万円 イラスト/市橋俊介 ― [小遣い1万円以下サラリーマン]衝撃の日常【4】 ―
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