雑学

未体験食感!“トロふわ絶品酒肴”が味わえる串焼き屋

 週刊SPA!にて連載中の「アホほど飲むな!」。『酒とつまみ』元編集長・大竹聡氏が、アホほど飲んじゃった愛すべき人々の織りなす人間模様を綴ったエッセイなわけですが、当欄では大竹氏「オススメの名店」についても少し紹介しています。

 そこで日刊SPA!では、誌面に載った名店の魅力について、より詳しくご案内していきます。

◆売切れ御免!希少部位が楽しめる焼き鳥

おちょぼ串 19軒目の名店は、JR町田駅から線路沿いを歩くこと2分、串焼きの「おちょぼ串」さんです。青葉台の串工房で修業した大将の延島さんが、2010年12月に開業したこのお店の特徴は、絶妙な焼き加減と希少部位が楽しめるところ。

 まずは「おまかせ」を注文。すると今回出てきたのは、ねぎ間・レバー・うずら・食道・背肝・ハツモトの6種類……と、聞いたことのないメニューもちらほら? 

 さっそく大将が備長炭でじっくり焼いた「ねぎ間」をいただくと外はパリッと中はふんわりしていて鶏肉の旨みが染みわたります。「匠のレバー」は、噛まずに飲み込めそうなほど柔らかく、ネギ塩だれのニンニクとごま油の薫りが食欲を急襲! さらに「トロ~リうずら串」は、名前のとおり中までとろける半熟具合。数々のうずら串を食べてきた記者ですが、この食感には恐れ入りました!

 鶏一羽から少量しか取れない「食道串」は、さえずり、せせりともいわれる首の部分の肉で、歯ごたえが抜群で噛めば噛むほど旨みがジワ~っと出てきます。同じく希少部位で腎臓にあたる「背肝串」はコリコリ、心臓の根元部分「ハツモト串」は弾力があって食べるのが楽しくなってきます。

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おちょぼ串

左手前から背肝・食道・ねぎ間、左奥からレバー・うずら・ハツモト

◆かろうじて固形で留まっている、というくらいトロトロの絶品酒肴

 個性的なメニューが並ぶ、大将のアイデア満載のおちょぼ串。「ちょっとコレ食べてみてください」と言われて出てきたのが、「金針菜」。これはユリの“根”ではなく、“つぼみ”を串焼きにしたもの。見た目は細~いシシトウみたいなビジュアルですが、食べてみるとクリーミーなトウモロコシのようでまさに未体験の味。

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 ほかにも「ホクホクゴボウ揚げ」、「クリームチーズ珍味のせ」などいただき、そろそろ〆のラーメンを……と思っていると、お客さんから「コレ美味いから」と「マグロとアボカドユッケ」をごちそうに。ネギトロ状のマグロと細かく潰したアボカドをにんにく醤油で和えたそれは、かろうじて固形をキープしているが、ほぼ液体のようにトロトロでこれまた未体験の食感。今回、一番の驚きかもしれませんでした。胸を張ってお勧めします。

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 ちなみに、おちょぼ串の名前の由来を大将に聞くと、「店を開いたときに、ちょうど子供が生まれて、その子の口が小さかったから付けたんです。実は2週間前にもまた子供が生まれました(笑)」(※取材時は初夏)

 大将の人懐こい笑顔と絶品つまみをぜひ味わいに訪れてほしい名店です。

<撮影/与儀達久 取材・文/おはつ(本誌)>

●「おちょぼ串」
【住所】東京都町田市原町田4-1-3
【電話】042-710-8222
【営業】18:00~5:00(掲示板でお知らせします)
【定休日】なし




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