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思い残すことなく「服を捨てる」方法

捨てられないものといえば、まず洋服だ。いつか着るかもしれないと思い続けて、早10年なんてビンテージがクローゼットに溜まっている。スーツ、デニム、Tシャツなどなど一体どうやって捨てればいいのだろうか? 服装コンサルタントの大山旬氏は「『いつか着る』と思っても、まず、一生着ません」と断言する。「とくにサラリーマンなら、週のほとんどはスーツですから、私服ってそれほど必要ないんです」とも。なるほど、これは心強い意見だ。
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部屋が汚すぎる・・・! まずは服から捨てるべし!

では、実際に服を捨てる基準だが、「2年以上着ていなければ積極的に処分すべき」だそう。確かに、2年も着ていなければ、一生着ない。そう思います! しかしながら、いざ捨てようと思うと迷いはじめてしまうのだ……人間だもの。そんな優柔不断な人には、次の手順を紹介しておこう。 【その1 】 ライフスタイルを書き出す ⇒サラリーマンなら最低限必要なものはスーツ3~4着、シャツ5枚、私服用のボトムス2枚、Tシャツ2枚、ジャケット1枚 【その2 】クローゼットを開く ⇒とにかくすべての洋服を床に出してみる 【その3 】ジャンルごとに分類 ⇒似たような色、形、2年以上着ていないものは処分 【その4 】選択 ⇒自分が土日に「着たい!」と思うものを優先。あとは処分! このメソッドをもとに洋服整理を実践した松下慎平さん(24歳)は「ボトムスはジーンズとチノパン1枚ずつ、Tシャツも2~3枚にジャケット1枚、こうして選ぶと99%要らないものっすね」と振り返る。実際に、引っ越し用の大ダンボールに収まりきらない量の処分に成功し、「今度からいい服を買って大事に着たいです」と爽やかに答えた。松下さんを見習ってこの週末は洋服整理術に挑戦だ。 ほかにも週刊SPA!9月6日発売号では、本、CD、家財道具などの捨て方について紹介しているのでご参考までに。 文/犬飼孝司(本誌) 撮影/石川高央
週刊SPA!9/13号(9/6発売)
表紙の人/北乃きい

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