雑学

“C級イケメンアイドル”に群がる女たち

◆女のあからさますぎる “イケメン”への欲望

 週刊SPA!の特集「現役アイドルの[過激すぎるサービス]に密着」(※参照:http://nikkan-spa.jp/524821)でも報じたように、女性地下アイドルの現場がとみに過激化しているが、そんななか “C級イケメンアイドル”の現場もまた、狂乱の一途を辿っている。こうしたメンズ地下アイドルは、観客100人以下の小劇場や50人以下のライブハウスを中心に活動し、時には観客数が10~20人程度のこともある。ほぼ素人に毛が生えたようなものだが、長い間ジャニーズの寡占状態が続いた日本の男性アイドル市場に飽き足らない女性ファン層が、彼らに熱狂的に食らいついているのだ。

「ジャニーズは雲の上の存在だけど、彼らだったらリアルに会える。それに顔を覚えてもらえるという“認知される喜び”もあるし」(27歳・事務)

女の生態,イケメン そのシーンの実態を探るべく、SPA!記者はメンズ地下アイドルに会えるイベントに潜入した。1軒目はイケメン俳優5人によるトークショー。「女性の勝負下着はどんなものがいい?」、「酔った勢いで押し倒されたら、どうする?」といった生ぬるいエロ系トークがグダグダ続くが、司会者が踏み込んだ質問をすると愛想笑いでかわす。カマトトぶっているのか。肝心のイケメン度については、同行した女性記者が「雰囲気イケメンばかり。冴えない予備校生みたい」と一刀両断。だが20人ほどの女性客は、王子様を眺めるような眼差しでウットリだ。

 2軒目は、聞いたこともない13人のアイドルが出演するライブ系イベントで、観客は25人ほど。客のテンションは最初からMAX。猫耳カチューシャで武装し「○○~、こっち向いて~!」と絶叫している。顔を真っ赤にしながら「ヤバイ、ヤバイ!」と連呼し続ける中年女性の姿も。ルックスもパフォーマンスも特筆すべきものは何もなく、カラオケボックスの大部屋にいるような雰囲気の中でこの騒ぎは、いささか異様に見えた。また、いくつかあるコーナーの一つに、客が好きなアイドルを指名し、胸キュンのセリフを囁いてもらえるというものがあった。20歳そこそこのアイドルが50代であろうミセスの手を取り「俺、お前以外の女に興味ねぇから」と囁く。すると会場では「ギャー!」という歓声とも悲鳴ともつかぬ声が響く。セリフを言ってもらった女性は皆、卒倒寸前であった。

 旦那も公認だという42歳の専業主婦のファンは、こう話す。

「長い間ファンをしていますけど、一般のお茶の間レベルまで人気者になったアイドルはまだいない。きっとこれからも出ないと思うし。でも、それでいいんです。彼らを独占したいから、そっちのほうが都合がいい」

 女性地下アイドルと同様に“接触ビジネス”も過激化する一方だ。握手会やツーショット撮影会は当然として、ハグ会、お茶会(数分間テーブルについてくれる)、果ては「花やしきデート会」なるイベントまである。

⇒【次回】「オンナがC級イケメンアイドルに狂う理由」へ続く
http://nikkan-spa.jp/534332


※写真はイメージです
― [会いに行けるイケメン]に群がる女たち【1】 ―




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