そば、ハンバーガー…レトロ系フード自販機は絶滅寸前!?
自販機大国ニッポンでは街中のみならず、山奥の僻地でもそれに出合うことができる。マニアに再評価されるレトロ系自販機から注目の災害対策型やタッチパネル式の最先端自販機まで「深遠なる自販機の世界」へようこそ!
◆懐かし系フード自販機
失われつつある遺産、オートパーラー(フード系自販機が集合している無人スペース)。グーテンバーガーやポテトボーイなど、耳に残っている人もいるかもしれない。
「今、日本で現存するレトロ系フード自販機は、麺類自販機が約70台、ハンバーガーは20台以下、トーストも10台以下とわずか。昔は東京の都心部にもあったのですが。どれも30年以上稼働しているレトロ感たっぷりのスポットになっています」と語るのは、レトロ系自販機を紹介するサイト「懐かし自販機」管理人のUSK氏。そんな自販機が今も多く残るエリアのひとつが群馬県だ。変わり種自販機紹介サイト「山田屋」管理人のnom氏は言う。
「オートパーラーは、国道沿いにあって『オレンジハット』のようにチェーン展開しているところもある。ゲームセンターに併設されているケースも多いですね」
群馬以外にも、「鉄剣タロー」や「GAME COSMOS」(いずれも埼玉)など、北関東にはレトロ系自販機が多い。茨城県稲敷市の「あらいやオートコーナー」は、全国で2台しかない弁当の自販機が置かれている貴重なスポットだ。
「島根県にもハイレベルな自販機が多い。出雲のコインレストランコウランにはカレーの自販機も置かれています」(USK氏)
こうした自販機コーナーの定番は、うどん・そばなどの麺類とトースト、そしてハンバーガー。
「これらの自販機で出てくる料理は、どれもお店の手作り。麺類で言えば麺の質もダシの風味も店ごとに個性がある。これが食品自販機の魅力です」(nom氏)
故障しても部品が揃わないため、その生涯を終える自販機も、年々増えている。あの味を味わいたいなら今のうちに行っておくべし!
●ハンバーガー(群馬・埼玉など)
かつては「グーテンバーガー」のブランドが人気を博した。群馬や秋田など全国14か所に設置されている
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=576003
●弁当(茨城県稲敷市)
「あらいやオートコーナー」の弁当自販機。見た目はボロボロだが、中からは素朴な手作り弁当が出てくる
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=573820
【nom氏】
高校時代にグーテンバーガーを探す旅をして以来の自販機マニアで、メディアにも自販機研究家として登場。『ノッポさんと行く昭和のスキマ探訪』では自販機編を監修。サイト「山田屋」 http://www3.famille.ne.jp/~nom/
【USK氏】
懐かし系自販機を訪問し、サイト「懐かし自販機」http://jihanki.michikusa.jp/ にて詳細を掲載。’07年に偶然ハンバーガー自販機を発見、その虜に。世界中を旅するギタリストで、本業はマルチクリエイター
― [自販機]偏愛(ラブ)紀行をしてみた【1】 ―
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『ノッポさんと行く昭和のスキマ探訪 自販機編』 “ノッポさん”こと高見のっぽをナレーターに迎え、昭和生まれの懐かしくて珍しい物を紹介していくシリーズ
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