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LCC客室乗務員の苦悩「憧れだけで仕事ができるのは今だけ」

ここ数年だけを見ても、スマホやファストファッションなど、続々と新ビジネスが台頭している。これら成長著しい話題の業界に飛び込んだ人たちは今、どうなったのか。彼らの転職後をリサーチした。 ◆憧れの客室乗務員に転職するも業績不振で不安の日々 <斎藤久子さん(仮名)20代・女性の失敗例> 客室乗務員●保険会社営業(年収240万円) ⇒LCC客室乗務員(年収350万円) ⇒LCC客室乗務員(年収300万円)  鳴り物入りで航空業界に参入した格安航空会社(LCC)。そんなLCC業界の客室乗務員に転職したのが、斎藤久子さん(仮名)。 「旅行好きで、客室乗務員は憧れだったんです。就活時はまだLCCはそれほど話題ではなく、超人気の国内航空会社は受験もせずに諦めてたのですが、社会人になってふとLCCの募集が目にとまり転職を決意しました。当時は『LCC時代の到来』『LCC元年』などと話題になっていたこともあって、ミーハーな私は流行企業という点にも惹かれたんです」  見事合格した斎藤さんだが、すぐに違和感を覚えたのだとか。 「入社した航空会社は派手さがウリ。大きなスリットの入ったミニスカートに、胸元があいた派手な色の制服、巻き髪に濃いめの派手メイク。保守的な航空会社が多いなか、まるでキャバ嬢のようで、なかには苦笑いされる方もいらっしゃいました。日本人の乗客にはウケが悪いんじゃないかと思っていました。搭乗率も目に見えて右肩下がり。席が半分も埋まってないことも多く、機内サービスが早く終わって暇を持て余すことも。これが憧れの職業なのかと、ゲンナリしてしまいましたね」  現在、斎藤さんの勤務するLCCは再編され、新たなLCCとしてスタートを切っている。 「再編と同時に転職も考えましたが、せっかく就けた憧れの職業ですし、もう少し頑張ってみようと思ったんです。憧れだけで仕事ができるのは今だけですから」 ― [流行企業]転職組の今【6】 ―
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