仕事

「食事の時間を見直せば、仕事は劇的にはかどる」東大首席弁護士が断言

山口真由氏

山口真由氏

 捗らない午前のデスクワークに予定通りに消化できない午後の予定。サラリーマンの多くが思い当たる、職場のありふれた光景ではないだろうか。できることなら、もっと効率よく仕事を進められればと思いつつも、なかなか改めることができない時間の使い方。しかし、簡単に諦めてしまうのは早計のよう。驚くほど単純なことで、この大問題をクリアする方法があるという。 「仕事も勉強も、『食事をする時間帯』を意識すれば途端に見違えるように変わります」と指摘するのは、東大首席卒業の美人弁護士として注目を集める山口真由氏。初の著書『天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある』が話題を集める山口氏は次のように時間の有効活用法を説く。 「一日の流れの食事の時間で見たとき、ビジネスパーソンのライフスタイルにあっていないのが昼食の時間です。たとえば、朝9時半に始業の会社の場合、2時間程度しか働いていないのに、12時前後になったらお昼休みに入ってしまう。2時間では、ちょうど気分が乗ってきたところでストップがかかってしまうため、とても非効率。まだ大して疲れてもいないし、空腹でもないのに昼食を摂るのはあまりにも時間の使い方がもったいないです。逆にお昼休みが終わってしまうと、延々と休みのなく午後の時間に入ってしまいますので、こちらも夕方頃にはエネルギー切れを起こしてしまい、仕事の効率という点ではよくありません」  そこで、山口氏が採用しているのが、「1日3分割の法則」だという。 「私は14時前後に昼食を摂るようにしています。そうすることで、食事の時間によって、1日を3分割、均等にわけるようにするのです。その後、夜まで仕事や勉強をする日には夕食を20時頃にとれば、ちょうど時間を分割して濃い時間の使い方ができるのです」  とはいえ、会社によってはなかなか自由に昼食のタイミングが決められなかったり、会食であらかじめ時間が決まっていたりするというケースも考えられる。 「その場合は、朝食を早めに済ますというのがお勧めです。朝早めに起きて活動を始めれば、お昼の時間がたとえ早くても『3分割』が可能です。特に朝型の人は普段からこういった時間の使い方をでることで能力を最大限に発揮することができます」  食事の時間ひとつで、驚くほど仕事の効率は変わると山口氏は念を押す。 「集中して仕事に取り組めると、日々の心身の疲れも大きく変わってきます。上手にコントロールできれば、見違える結果が出ますよ」  東大法学部を首席で卒業。さらに在学中には司法試験と国家公務員第1種試験にW合格をした山口氏。その驚異的なパフォーマンスは、誰でも真似できる日々の小さな積み重ねにあった。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある

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