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エアコン我慢で熱中症の恐れ

◆電気フリー生活に挑戦!(3)  LEDに続いて節電しやすいのが、消費電力1位のエアコン。All About節約アドバイザー・消費生活アドバイザーの矢野氏曰く、「ガマンしすぎると室内でも熱中症になる恐れがあるので注意!」とのことなので、無理な節電は厳禁だが、正しく取り組めば大幅な消費電力のカットが期待できる。 「エアコンは扇風機と併用するのがオススメ。扇風機は消費電力が少なく、弱風で25W程度です。エアコンの設定温度を26℃から28℃に上げると約65W節電できるので、トータルで40Wの節電になります。何よりも体感温度はだいぶ涼しくなるので、ぜひ試してみてください」(All About節約アドバイザー・消費生活アドバイザー 和田由貴氏)  また、家にいないときでも、ちょっとした工夫でエアコンの消費電力を抑えることができるそうだ。 「日中外出するときは、部屋のカーテンを閉めておいてください。直射日光で部屋の温度を上げなければ、帰ってきたときに比較的涼しいので、設定温度を下げなくてもよくなりますよ」(矢野氏)  そして冷蔵庫は、先ほど紹介したカーテンのテクニックのほかにも有効な方法があるという。 「冷蔵庫は上に物を載せたり、壁などの近くに配置したりすると、うまく放熱できなくて熱がこもり、余計な電力を使います」(和田氏)  加えて、「冷蔵室はスカスカで、冷凍庫はギュウギュウに詰めておいたほうが、内部が冷えやすくなって消費電力を抑えられます。あと、頻繁に取り出すものは、ドアを少しだけ開けて取り出せる位置に置いておくのも、冷気がもれにくいのでいいですよ」(矢野氏)  また、矢野氏は「もしも夏場に計画停電が実施されたら、保冷剤を使って乗り切りましょう」とアドバイス。 「クーラーボックスや発泡スチロールの箱に、凍らせた保冷剤数個といっしょに食材を詰めておけば、3時間くらいは大丈夫ですよ」  テレビに関しては、やはり見る時間を減らすのが一番効果的だが、和田氏によると「省エネモードを利用するだけでも消費電力を抑えられる」とのこと。また、炊飯器や電気ポットなどの保温機能がついた家電も、消費電力が高いので節電しやすいそうだ。 「炊飯器や電気ポットは保温機能を使わないようにしましょう。一度に多くのお米を炊いたり、お湯を沸かしたりして、ご飯は冷まして冷凍庫に、お湯は魔法瓶に入れておくといいですよ」(矢野氏)  男性がやりがちな、電気シェーバーや携帯電話の充電のしっぱなしも電力の無駄遣い。節電は苦ではなく、意外とカンタンなのだ。
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