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4Kテレビは50インチ以上なら買い!?

今すぐ必要かはわからないが、とにかくカッコイイ! そんな理由でつい買いたくなるガジェットが多数登場してきている。とはいえ、無闇に飛びつくわけにもいかない。買い時は慎重に選びたいもの。買い時の見定め方とは? 「『買い』は、ある程度の価格帯で高機能、市場が成熟している製品。『待ち』は、使うことでどんな体験ができるか、生活をどう変えてくれるのか、多くの人が納得できていないな製品です」と語るデジタルライター・西田宗千佳氏。話題のジャンルごとに買い時判定を考えてみよう。 <4Kテレビ> ※【待ち】テレビはまだ進化する。画質以外に操作性も注目
パナソニックVIERA WT600

パナソニックVIERA WT600

 値段もこなれてきた4Kテレビについてはどうなのだろうか? 「液晶テレビの大型化や、至近距離での視聴によって、昔よりも映像の粗さが目立つ機会は増えてきています。そのため、4Kを選ぶのもだいぶ自然な選択肢になってきました。確かに、4K放送はまだずっと先の話なので、現段階の購入にはあまり関係ありませんが、4Kマスタリングされたブルーレイなどはとっくに当たり前なので、50型以上のテレビを選ぶなら“買い”と言っていいでしょう」  ただ、テレビ全体が今年から来年にかけて大きな変化を迎えることは見逃せない点だ。 「現在、テレビでもHuluなどの映像ストリーミングサービスを利用する人が増えており、視聴スタイルの変化に合わせて、操作画面などが最適化されたりしています。そのため、年始のCES(家電見本市)の出展を見ても、今年は操作性やインターフェースやソフト面で進化した製品が出揃うはずなので、その時期を見るという点では“待ち”という選択肢もあり得ます」 ●パナソニック VIERA WT600 50インチ以上の4Kテレビは上のVIERA WT600を含め50万円~が実勢価格帯 【西田宗千佳氏】 PCから家電までデジタル全般について新聞・雑誌などで執筆。近著に『リアルタイムレポート・デジタル教科書のゆくえ』など ― 話題のガジェット買いか? 待ちか?【4】 ―
Panasonic VIERA 4K対応 ハイビジョン液晶テレビ 65v型 TH-L65WT600

4K60p入力を実現した4K対応液晶モデル

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