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ハイレゾウォークマン登場で、CDを超える高音質が身近に

今すぐ必要かはわからないが、とにかくカッコイイ! そんな理由でつい買いたくなるガジェットが多数登場してきている。とはいえ、無闇に飛びつくわけにもいかない。買い時は慎重に選びたいもの。買い時の見定め方とは?

「『買い』は、ある程度の価格帯で高機能、市場が成熟している製品。『待ち』は、使うことでどんな体験ができるか、生活をどう変えてくれるのか、多くの人が納得できていないな製品です」と語るデジタルライター・西田宗千佳氏。話題のジャンルごとに買い時判定を考えてみよう。

<ハイレゾ>
※【買い】“違いがわかる人”以外も感じられる質の高さ


ソニーウォークマンZX1

ソニーウォークマンZX1

 データによる音源の視聴が当たり前となった今、高価だがCDを超える高音質「ハイレゾ」を打ち出す製品が登場しているが、はたして一般ユーザーは受け入れるのか?

「カメラの世界では、スマホの普及で1万円台のコンデジが売れなくなり、ミラーレス一眼が注目されるようになったように、ある程度お金を払うことで、明らかに高い質の体験ができる高付加価値製品が増えてきています。ハイレゾもその一つ。数十万円かかる“違いがわかる人”だけの音質が身近になってきました」

 ハイレゾウォークマンの登場は、突然起きた変化ではないという。

「付属のイヤホンで音楽を聴く人は多いと思うのですが、最近では1万円台のヘッドホンやポータブルアンプを使う人も増えてきていました。ハイレゾ機器自体も、小さなオーディオメーカーが扱っていたのですが、近年の流れをみてソニーが本気を出したというタイミングです。ハイレゾに対応したスマホも出てきており、アップルがどう動くかにも注目。しかし、価格が大きく動くものではないので、気に入った機種があれば買いです」

 まだハイレゾ音源は高価(400円/曲)で対応楽曲数も限られているが、手持ちの音源でも十分楽しめる点も魅力。

「ハイレゾ対応プレーヤーでは、デジタル音源の圧縮された部分を補い、高音質で再生することができますし、手持ちのCDをロスレスでデータ化すれば、今まで聞いたことがないような音が聞けます。また、ソニーが本格参入した以上、簡単には廃れないと思います」

●ソニー ウォークマンZX1
音質のソニー・ウォークマンが満を持して発売。実勢価格は7万4800円。他にも2万円台からハイレゾ対応プレーヤーがある

【西田宗千佳氏】
PCから家電までデジタル全般について新聞・雑誌などで執筆。近著に『リアルタイムレポート・デジタル教科書のゆくえ』など

― 話題のガジェット買いか? 待ちか?【2】 ―

SONY ウォークマン ZXシリーズ

<メモリータイプ> 128GB シルバー NW-ZX1/S




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