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ブラック企業の見分け方 ネットの書き込みもソースとしてはアリ

やっと決まった転職先が、実はブラック企業だったなんてことがことがあるかもしれない。できれば入社前に見極めたい。そこで、雇用のエキスパート・海老原嗣生氏にブラック企業の見分け方について聞いてみた。

「一概に言えませんが、自分で情報を収集するしかないですね。新聞の過去の記事などで不払いや訴訟が起きていないか確認する。ほかにも、やたらと事業の拡大路線へ走ろうとするイケイケの会社もブラックの可能性が。そのような細かなところから、会社の雰囲気を探ってみましょう。また、取引先に勤める人を探し出して、その人から会社の実情を聞くのも手です」

 意外にも、「ネットの書き込みをニュースソースとして使うのもアリ」とのこと。

「書いてあることをすべて鵜呑みにしてはいけませんが、書き込まれる内容に一定のベクトルがあるんです」

 例えば、過重労働のブラック臭漂う単語は、「ここ1か月ずっとデスマーチ……」や、「サービス残業ヤバイ」など。真偽はともかくとして、雰囲気は見えてくる。

「内定者なら一度、飲み会に参加してみては。会社の雰囲気が手っ取り早くわかります。誰も話さずにお通夜のような飲み会だったら、ブラックの薫りがしますよね。会社に入る前に内定を辞退するのはいくらでもできますから」

海老原嗣生氏
【海老原嗣生氏】
64年生まれ。08年にHRコンサルティング会社「ニッチモ」を立ち上げ、代表取締役に就任。著書に、『ずっと働きたい「従業員300人以下」の会社選び』、『もっと本気で、グローバル経営―海外進出の正しいステップ』など

取材・文/上野 智(ミドルマン) 黒田知道 古澤誠一郎 安田はつね(本誌) 取材/港乃ヨーコ

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