雑学

飼育員が燃える「動物の体形を維持する食事づくり」

好きで選んだ仕事でも、全部が好きなわけじゃない。一連の業務のなかで「これはイヤ!」と敬遠される作業もやっぱりあって……。ハタから見ているだけではわからない、そんな現場のホンネを各業種からピックアップ。いやはや世の中に楽な仕事はありませんなー。

<動物園飼育係>
【好き】動物への給餌
【嫌い】イベント準備


ホワイトタイガー

東武動物公園の人気者ホワイトタイガー。昨年3月に生まれた子トラたちも1歳に

 動物に関わる作業が楽しいのは当然として、たとえば「ごはん作りは季節ごとに量やカロリーを調整して、動物がベストな体形を維持できる内容を考えるのも楽しかったりします。まあ、彼らは何を食べさせてもおいしそうに平らげるんですが(笑)。ごはんをあげるので特に好きなのは、オットセイのショーが終わったあと。お客さんが数人残ってたりするんですが、至近距離で会話をしながらだとさらに楽しいですね」(東武動物公園飼育係・山田篤さん)。

 同園では鳥のショーもあり、「インコや猛禽類のトレーニングが好き」(同・新井茜さん)という声も。「鳥が普段できていることができないときは理由がある。あれこれ考えて対処しますが、推察が当たったときは鳥たちの気持ちを少しはわかってあげられたかなとうれしくなります」。

 嫌いな作業については「イベントの準備ですね。予算を考えたり、広告を出したり、お客さんの募集や参加費の振り込み確認など、飼育係がイチからやらなきゃならなくて大変」(山田さん)とか。

 やはりイヤなのは動物に関わらない事務系仕事かと思いきや、「個人的には動物を捕まえるのが苦手。ケガをした子とか捕獲しなきゃいけないこともあるのに、大きい動物だと恐怖心も。サルは専用の網があるのですが逃げられちゃう」と新井さん。“サル者は追わず”ってわけにはいかないのね。

― 職業別[好きな作業/嫌いな作業](秘)報告【7】 ―




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