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「なおきしょうねらってます」つば九郎、自著を猛アピール

つば九郎

20歳を記念した著書を発売した東京ヤクルトスワローズのマスコット「つば九郎」

 その愛くるしい容姿とは裏腹に、自由奔放すぎる振る舞いと傍若無人な発言で、野球ファンのみならず幅広い人気を誇る、東京ヤクルトスワローズのマスコット「つば九郎」が27日、自身の20年の人(鳥)生を綴った著書『成鳥つば九郎』(扶桑社・税込み1080円)の発売を記念し、イベントを開催した。  つば九郎の家(神宮球場)からほど近い、リブロ青山店には事前に整理券を手にした100人のファンが詰めかけ、つば九郎本人からサイン入りの著書を受け取った。  イベントに先駆け、つば九郎はいつもの“全裸”とは打って変って、紋付き袴姿でマスコミ各社を前に会見。「これでどうどうとのめます」「こうしてさっかでびゅーもできたし」と20歳になったことに感慨深げだった。ただし、作家としての印税収入の使い道を聞かれると「それが0%」といささか困惑(?)の表情。「だいりにんもとむ!」と徹底交戦する構えを見せた。  また、9連敗を喫するなど調子の上がらないチームの成績(5位)について辛辣な質問が飛ぶと、慌ててくちばしに指を当て質問を制し、会見場内が緊迫する場面も。
つば九郎

5位と低迷するチームへの喝はなんと……

 スワローズへ喝を入れてほしいというさらなる質問には「したにはまだいるのでせいいっぱいやろう」と”暴言”。横浜DeNA・中畑清監督に怒られるのではないかと記者からたしなめられると「あのひとはしゃれのきくひとなので」と返し笑いを誘った。  著書ではつば九郎の20年のマスコット人(鳥)生を振り返った内容で、親交の深い広島・前田健太投手、中日・荒木雅博選手など各チームの現役選手や、昨年引退したOB宮本慎也氏、石井一久氏や、タレント、文化人、歌舞伎俳優、マスコットのドアラなどそうそうたるメンバーも祝辞を寄せている。  つば九郎は「いちおう、なおきしょうねらってます」「ぜんべいがないたこの1さつぜひよんでかって!!」とアピールを忘れなかった。 ⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=633174 <取材・文/遠藤修哉(本誌)撮影/山田耕司>
成鳥 つば九郎

1994年初登場「つば九郎」デビュー20周年記念!

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