更新日:2015年08月27日 18:45
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今年の大掃除はロボットにお任せ!

◆群雄割拠のお掃除ロボット界 天下を取るのはどのロボだ? 大掃除ロボット ロボットが部屋を掃除機がけする!? そんなコンセプトで発売されたアイロボット社のお掃除ロボット「ルンバ」。02年の登場時には大きな話題になったが、当初はあまり理解されず販売数が伸びなかったという。  しかし、その性能の高さと便利さが口コミを呼び年々販売数が増加。10年度には全世界で累計500万台セールスを突破し、日本でも1年で15万台を販売するなど隠れたヒット商品になっている。 そのルンバが今年10月に最新機種「ルンバ700」シリーズを発売。日本の住居向けに改良が加えられ、1年の販売目標を25万台に設定するなど、大ブレイクの兆しを見せているのだ。  このお掃除ロボット「ルンバ」の躍進に、国内大手電機メーカー・東芝も10月に「スマーボ」でお掃除ロボット市場に打って出る。じつは、02年に東芝は「トリロバイト」お掃除ロボットを販売しており、満を持しての再参入になる。  お掃除ロボットが、ここまで市民権を得た背景には、約1時間で自動的にファミリー向けのマンションくらいの床面積ならカンペキに掃除機かけができたり、センサーの発達で階段や壁、絨毯や畳を判断して掃除できるようになったことが大きい。それに加えて最近のエコ家電ブームの追い風もある。通常の掃除機のなんと約20分の1の省電力、すなわち一回の掃除で1~2円程度しかかからないのだ。ラクして安ければそれが最高ということで、近年急激に普及が進んでいるのもうなずける。  この、お掃除ロボットブームに名乗りを上げているのはアイロボット社と東芝だけではない。日本発売こそ未定の製品も多いが、サムスンやLG電子に、MSI、AAGAiT(ASUS系)と海外では各社すでにお掃除ロボット市場に参入済み。虎視眈々と日本市場をにらみ、我らの床を自動的にピカピカにしようと狙っているのだ。  猫の手も借りたい大掃除、今年はロボットに任せてみてはどうだろう? ●【ルンバ】お掃除ロボ先駆者の放つ人工知能の威力 https://nikkan-spa.jp/74463 ●【スマーボ】38個のセンサーで汚れをくまなくキャッチ! https://nikkan-spa.jp/74466 ●【タンゴ】静音仕様でもしっかり掃除のハイパワー https://nikkan-spa.jp/74464 ●【M800】パソコンメーカーならではの多機能がウリ! https://nikkan-spa.jp/74465 ●【E-Clean EC01】リモコンでも操作可能でリーズナブルさも魅力 https://nikkan-spa.jp/74467 ●【ロボキング】スマートフォン連携で操作に監視もOK! https://nikkan-spa.jp/74468 取材・文/タブロイド
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