恋愛慎重派にオススメな「女子心を鷲掴みする仕草」
まさかの大流行となった壁ドン。実際にアンケートを取ってみると、経験者の約6割が胸キュンしたと告白。その威力は確かなものらしい。一方で「壁ドンはもう古い」との声も。そこで今回は壁ドンを超える“モテ仕草”をSPA!が提唱。その胸キュン度を独身OL300人に調査した
◆日常のスキマ時間は「脱ぐ」と好印象<アピール系モテ仕草>
ネクタイをゆるめる、メガネを取る……など、日常生活のふとした瞬間に見せるオスの顔。こうしたアピール系仕草には「相手が見てない可能性もありますが、女性に直接的に何かするわけではないので嫌われるリスクが低い。慎重派には一番使いやすいですね」と女性向けAVメーカー・シルクラボ代表の牧野江里氏。
まず、女子心を鷲掴みにしたのが、ネクタイをゆるめるという定番「ネクゆる」(259人)。「たとえネクタイでも『脱ぐ』という行為にドキッとします」(飲食・27歳)と男たちの露わな首に萌える女子が多数。実際、心理学的にも「首元は人間の心理を表すので、首元の開閉=その人の心の開閉を象徴。仕事中はビシッとした人が、『私の前では心を開いている』というギャップがいい」(心理カウンセラーの小高千枝氏)となるのである。
「脱ぐ」行為は全般に好評で、メガネを外す「メガオフ」(182人)は「女性用AVでもメガオフは人気。普段はメガネレスの人が時々メガネをかけてみるのもプレミア感があっておすすめ」(牧野氏)、そしてシャツの袖をまくって腕や血管を見せる「腕チラ」(215人)も「SEX中の愛撫に使われる腕は、ペニスと同様、女性に性的興奮を与える性器の一つとも考えられます」(男女関係コラムニストの勝部元気氏)とか。
仕事や飲み会のスキマ時間を利用し、寸暇を惜しんで無防備アピールをするのがモテる男なのだ。
★アピール系モテ仕草
●ネクゆる<胸キュン度:259人>
就業後にやりがちなネクタイをグッとゆるめる仕草。「ネクタイを『脱ぐ』行為は、SEX開始前を妄想させます」(牧野氏)
●鼻クシャ<胸キュン度:229人>
無防備さを演出するのが、鼻を中心に顔をクシャッと笑う「鼻クシャ」。「真面目顔とのギャップ萌え」(出版・30歳)
●腕チラ<胸キュン度:215人>
袖をまくり、血管や腕を見せる仕草。「女性が『オス』を感じる部位である男の血管や腕が、突如あらわになるのがポイント」(藤崎氏)
●メガオフ<胸キュン度:182人>
メガネ好き女子にとって、メガネを取る瞬間を見たラッキー感は「男性に置き換えればパンチラのようなもの」(藤崎氏)
【壁ドン超えならず……】
●腹チラ<胸キュン度:140人>
背伸びしたときにお腹がチラリと見える
●ガネクイ<胸キュン度:139人>
落ちてきたメガネを人さし指や中指で定位置に戻す
●アゴ手<胸キュン度:99人>
ロダンの「考える人」のようにアゴに手を当て考え中
●ヒゲール<胸キュン度:87人>
会話中などに自らのヒゲを触ってアピールする
●舌ペロ<胸キュン度:50人>
舌をセクシーにペロリと舐める。時にペコちゃん風
【牧野江里氏】
女性向けAVレーベル「シルクラボ」のプロデューサー。女性視点のSEX論や恋愛論についてのコラムも執筆・連載中。最新DVD『ワーキング+(プラス)』が発売中
【小高千枝氏】
心理カウンセラー。’10年、渋谷区広尾に「メンタルケアサロン~ピュアラル~」を開業。心身症・神経症をはじめ、カップル間など各種カウンセリングを行っている
【勝部元気氏】
コラムニスト。ジェンダー論、現代社会論、コミュニケーション論などを切り口にした男女関係論が専門分野。現在、ブログ「勝部元気のラブフェミ論」も運営中
※調査対象
東京・大阪・名古屋ほか都市部に暮らす22~35歳の独身女性300人を対象に、男性の仕草別に胸キュンするかどうかを調査した
取材・文/ネクスト壁ドン調査班 撮影/スギゾー イラスト/ただりえこ アンケート協力/アイオイクス
― 壁ドンより効く[男のモテ仕草]があった!【3】 ―
『恋愛氷河期』 著者は、ナンパ禁止論や反・不倫論で話題を呼んでいるコラムニスト。男性から、かつ若手からの立場で、女性に厳しい社会に真っ向からダメ出しをする。 |
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