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【ゲーム実況のコツ】少し古いタイトルを選んで懐かしさを共有するのもアリ

いまや動画投稿は誰もができるようになった。とりわけ人気なのが、ゲーム実況。数多い動画のなか、有名になれるのは一握り。そこで、1月31日、2月1日に開催された“闘会議2015”に出演したゲーム実況者に人気者になるコツをうかがった ◆みんなで盛り上がれるコンテンツ作り
茸氏

茸氏

 投稿したゲーム実況動画のアイデアが視聴者に受けて、一躍名前を知られるようになったのが、大きな赤い蝶ネクタイが印象的な、ゲーム実況者の茸氏である。 「『Minecraft』のゲーム実況動画をやろうとしたとき、ただプレイするだけでは面白くないと思って。ゲーム内に自動生成される村で暮らしてみるという企画性がある動画を投稿したところ、ニコニコ動画のランキングがみるみる上昇していきました(笑)」  その動画「【Minecraft】もう俺、村人でいいや【実況】1泊目」は、現在86万PVを達成。茸氏の代表作となった。 「企画を考えることは大切ですが、それ以上に『とにかく自分が楽しむこと』を心掛けています。ゲームは横から眺めても楽しめますが、やはりプレイするのがいちばん楽しい。その本気で楽しんでいる様子が視聴者に伝われば、ガッツリ心を掴めるはずです」  茸氏の視聴者と一緒に盛り上がりたいという気持ちは、実況するゲーム選びにも表れている。
ゲーム実況

茸氏の名を広めた代表作「【Minecraft】もう俺、村人でいいや【実況】1泊目」。このシリーズのほかにも、共感されやすい懐かしいタイトルも実況する

「僕の動画ではほかに『塊魂』など少し懐かしいタイトルを選ぶようにしています。そうすると、『このゲーム懐かしい!』といったコメントをもらえることがあって。気の合う友達と久々に集まって、一緒にゲームを遊んでいる気持ちになるんですよね(笑)」  ちなみに、茸氏はレトロゲーム機の配信をするとき、「I-O DATA GV-USB2」のビデオキャプチャーを使っているとのこと。3500円(価格.com調べ)ほどで購入できるので、レトロゲーム好きは参考にしたい。 【茸氏】 ニコ生や公式放送などでも活動。HPには使用している機材などの情報がまとめられている。詳細は、http://www.doku-kinoko.com/ 取材・文/黒田知道 ― 「ゲーム実況」で人気者になるコツ【3】 ―
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