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「IoT機器」の普及で、家電がサイバー攻撃の踏み台にされる可能性も

IoT(=Internet of Things)。「モノのインターネット」と訳されるバズワードで、2014年頃からよく使われるようになった。かつてよく耳にしたユビキタスとは違うのか? デジタル系ジャーナリストの西田宗千佳氏が家電見本市「CES2015」などで見つけた気になる最新IoTガジェットを紹介しつつ、IoTの可能性を探っていこう。

◆IoTの未来はどうなるのか?

MESH

ソニーの電子ブロック「MESH」アプリで簡単プログラミング可能

「センサーは、IoT機器が普及すればさらにコストダウンします。ベンチャーや個人の開発も広がるでしょう。またテレビにスマホ由来のモダンOSが搭載されてきたことで、IoTの母艦的な存在になっていくかもしれません」

 注意すべき点も多い。

「まずは、家電などの商品寿命が長い製品のIoT対応。10年後には情報通信環境もガラリと変わる可能性があります。また、セキュリティの問題も。家庭内のIoT機器をハックされ、サイバー攻撃の踏み台にされる可能性もゼロとは言えません」

 まだ課題はあるが、未来を感じられそうな製品も登場。

「ソニーのMESHは、センサーを内蔵したタグをモノに付けてアプリで設定するだけで誰もが気軽にIoTを体感できるキットです。モノだけで制御できるので、子供でも扱えます。例えば、ゴミ箱にゴミを捨てたら『ありがとう!』と音声が流れるなど、今まで通信機器を載せる発想がなかったところで新しい価値が生まれてくると楽しいですよね」

【西田宗千佳氏】
ジャーナリスト。PCから家電までデジタル機器全般について、取材・解説記事を新聞・雑誌・ウェブ媒体などに寄稿

取材・文/林 健太 デザイン/西田周平 写真提供/西田宗千佳
― IoTってそういうことだったのか【3】 ―




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