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驚異のリッター18km!ガイシャってこんなに燃費がイイの!?

3台のガイシャ(直噴ターボ)を集めて、燃費を計測してみました。


車の詳細・画像はコチラ


 まずは私の新しい自家用車エクゾセ(シトロエンC5)。サイズはクラウンくらいあるけど、エンジンはたったの1600cc。それで十分パワフルだし、乗り心地は空飛ぶ絨毯という超高級車です。

 ライバルはボルボの新型セダン、S60だ。同じく1600ccの直噴ターボエンジンを積み、ボディはちょい小さい。軽いぶん有利かも。

 少し上のクラスからは、アウディA5スポーツバックを交ぜてみた。こっちは1クラス上の2000cc直噴ターボ+4WDね。

 まずは首都高湾岸線の一番左車線を、流れに乗ってノロノロ巡航。すると、トップは我がエグゾセ! 燃費はなんとリッター18.1km! スゲー!! 続いてボルボがリッター18km。アウディは、重さとフルタイム4WDが効いてリッター15kmを切ったが、それでも決して悪い数字じゃない。

 続いて追い越し車線をブッ飛ばし、中間地点で一般道に降りて渋滞にもハマッてみた。

 その結果、総合でトップに立ったのはボルボ。僅差でシトロエン。この2台はリッター14kmを超えた。下道でもリッター10km前後走ってんだから大したもんでしょ? ボルボは、「エコモード」にしておくと、アクセル全OFFで自動的にニュートラルに入って滑走するから、加減速が多いと有利になる。我がエグゾセ、このメカに逆転を食らいました。

 ボルボS60、乗り心地はいまひとつだけど、パワフルで軽快、加速時のターボの効きがなんとも言えず気持ちイイ。ミリ波レーダー付きクルーズコントロールを装備してるので、ロングドライブでは前車に追従して勝手に走ってくれるのもラクチンだ。

 乗り心地最高のシトロエンC5には、本誌Kも「首都高の段差があんなにも気持ちよかったなんて!」と大感動。リッター14kmつー燃費も驚きだべな。

 アウディはちょい離れたけど、作りの精度は猛烈高く、ウルトラ贅沢な乗り味だった。弊社安ド二等兵は、「さすがの風格。ほかの2台とはちょっと違う次元にありますね」だと。ムカッ。値段が違うんだよ!

 ということで、高級車を買うならヨーロッパの直噴ターボがオススメです。国産車も早くこの分野で追いついてもらいたい。いつまでもインチキなカタログ燃費に頼ってちゃ、国際競争力が危ういぜ。

燃費測定は、台場→大黒PA(ゆっくり巡航29km)→大師(追い越し巡航16km)
→台場(下道20km)で行いました。とても楽しかったです



【結論】

ガイシャがこんなに燃費がイイなんて驚いたべ? すべてがガラパゴス化する日本では、ハイブリッドやEVにばかり話題がいくけど、たまには外界も見るようにしないと。ガソリンエンジンは死なず!

今回紹介した車の詳細・画像はコチラ



SPA! AUTO CLUB Vol.682
驚異のリッター18km!ガイシャってこんなに燃費がイイの!?
VOLVO vs CITROEN vs AUDI

MJブロンディ=文 池之平昌信=写真

SPA!燃料調査隊(MJブロンディ、流し撮り職人、安ド二等兵、本誌K)

1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中。清水草一.com

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