「明智光秀を大河ドラマに!」京都・亀岡市が本気で活動中
「大河ドラマを誘致して明智光秀の名誉回復を!」と熱く語るのは亀岡市観光協会事務局次長の相見達也氏。
「光秀公は(信長を裏切った)逆臣のイメージが強いですが、自由な商いのために税金を免除したり、堤防を造り直したり、地元では評判のいい政治家だった。また愛妻家で娘思い、文武に長けた方でもありました。そんな光秀公の真の姿を知ってほしいんです!!」
’07年に「明智光秀公ゆかりの地連絡協議会」を発足。同じ思いの14団体で「夢はでっかく大河ドラマ!」と活気づくが、誘致には地元の盛り上がりが必須と知る。
「ここで問題だったのが、実は地元でも光秀公の実像が浸透していなかったこと。市民がこれでは恥ずかしいと、’08年からPRもかねて署名活動を開始したんです」
開始から3年たった現在、2万6721人の署名が集まった。
「1年間の予定でしたが、爆発的には増えず地道に継続中です。でも『光秀の生き方に共感した』などのメッセージもいただき、毎年5月の『亀岡光秀まつり』も年々観光客が増加。効果を感じますね。本当に大河ドラマになったらうれしい。署名していただいた方には、『お礼はテレビでさせてもらいます』と言ってますよ(笑)」
●『明智光秀を大河ドラマに!』 http://www.kameoka.info/signing/
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