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六本木の立ち飲みバーで置引が多発中

 訪日外国人観光客数が単月過去最高を記録した4月に続き、5月も前年同月比49.6%増と東京五輪に向けて絶好調な日本。なかでも六本木は人気の観光スポットだが、観光客の増加に便乗し、置引が多発しているという。

六本木「よく行くスタンディングバーで飲んでいたら、隣に欧米風の男性が来たんです。『旅行で来た』と話していたので、気が緩んでしまって。カウンターに携帯を置いていたら、ちょっと目を離した隙に男性と携帯が消えていたんです」と語るのは、佐村舞子さん(仮名・30代)。自業自得にも思えるが、佐村さんが被害に遭ったバーのほか、数店舗立ち飲み形式のバーを訪ねると、カウンターに財布や携帯を置いているケースはかなり多い。なかには置いたままトイレに行く者までいる始末だ。

 初めは2~3人の日本人客しかいなかった店内も、時間がたつほどに外国人客が増え、いつの間にか海外のような雰囲気に。たとえ外国人の置引犯が交じっていたとしても、犯人を特定するのは不可能に近いだろう。

 店側も、こういった手口を防ぐのはかなり難しいという。

スマホ「手を出したところで注意しても『酔っぱらって間違えた』でおしまいですよ。お客さんも外国語で言い訳されたら、ひるんでしまいます」(六本木で働くバーテンダー)

 迷惑しているのは店や盗まれた本人だけではない。

「財布を盗まれた男性が『あいつが盗んだんじゃないの?』と、店員に話していたんです。『彼は常連だし、絶対そんなことはしません』と助けてもらいましたけど……」と、声を落とすのは在日フランス人の男性。彼もまた被害者なのだ。

 疑心暗鬼になる前に、まず防犯意識を高めることが解決策だろう。

― この夏[最恐スポット]に行ってみた ―




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