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日本に違法カジノはいくつあるのか?

歌舞伎町大王製紙の巨額損失事件を見るまでもなく、我が国には裏カジノが存在することは事実である。 では、その裏カジノは日本にどれほどあるのか。元裏カジノ経営者Bに聞いた。 「おそらく100軒くらい。都内は10軒くらいで、その他は名古屋、大阪、金沢、札幌など。最近では小田原とか本厚木など郊外にも進出しているって聞くね」 一般人には敷居が高い印象があるが、そうでもないという。 「看板がないので、昔は紹介者がいないと入れなかったけど、一部を除いて、最近は繁華街の客引きに聞けば連れてってくれるよ」 一部とは大使館カジノや「アンベット」と呼ばれる“特別店”だ。 「アンベットは米軍保養地を使ったカジノで、各県に1軒しか作れない決まりだ。米軍の退役組織『AMVETS』から取ったもので、米軍関係者が関わっているから治外法権で絶対パクられないというのが売りだが、実際には捕まるという。出資者や客を『安全だ』と煙にまく言葉にすぎないんです」 この施設は東京、大阪、沖縄にあり、飲食店が併設されているのが特徴だとか。 また一部で噂される、「大使館カジノ」は、数年前までは複数存在したが絶滅。半年前まで西麻布にあった某中東国が最後だという。 ちなみに大使館カジノも治外法権で摘発されないという触れ込みだったが、捜査の手が及ぶこともあるという。
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