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映画『寄性獣医・鈴音』吉井怜インタビュー ちゃっかり恋愛指南に

吉井怜インタビュー

吉井怜(有薗鈴音役)

11月26日、吉井怜が主演を務める映画『寄性獣医・鈴音 GENESIS』が公開された。「エロティック・サイエンス・アクション」と銘打たれた本作は、今まで清純派イメージの強かった吉井怜のイメージをいい意味で裏切ってくれた。彼女が演じたのは、獣医で寄生虫の専門家でもある美少女。黒革で露出の多いボンテージに真っ白な白衣で、謎の寄生虫に憑かれて発情した女や男たちと、組んず解れつのハードなアクションに挑戦している。

劇中では、発情して暴れる女のアソコに躊躇なく手を突っ込み、表情一つ変えずに寄生虫を抜き取るシーンも多数。青白く光る触手との壮絶なバトルなど、ハードな撮影を振り返った。

吉井 :完成した映像で男の口から大きな虫を取り出すシーンを観ると、こんなのよく入ってたなぁって思いましたね。あと同時にキレイだなとも。原作を読ませていただき『いやぁ、鳥肌』と思っていたんですけど、鈴音になって演じている時には掌に虫を乗せても意外と平気でした。

クールで強い女性キャラクターを演じきっての余裕をみせてくれた。98年放送のテレビドラマ『美少女H』での、爽やかなイメージを引きずり続けている筆者は驚きを隠すのに必死だったが、クールな鈴音と本人に共通点はあるのだろうか?

有薗鈴音吉井 : 鈴音って、人に全てを見せず、他人に壁をつくって接しているところがあると思うんです。その壁が人と触れ合うなかで崩れていって『もっと自分を出していいんだ』となっていくんですね。『一人でやっていかなきゃ』っていう使命感みたいなものが、少し前の自分と似てると思います。

本作はGENESISと12月3日から公開のEVOLUTIONの二部構成になっている。鈴音がいかに壁を乗り越えていくのかは、EVOLUTIONでの結末に楽しみをとっておき、鈴音と同じく人に壁を持っていた吉井怜が、いかに変わっていったのか聞いてみた。

吉井 :友達に、自分が落ち込んでいることを感じられると面倒くさがられるので、それなら離れてしまおうと割り切って考えていた部分があったんです。けれど『そういうのを出していいんだよ』と言ってくれた友達がいてそこから変われました。恋愛でも、たとえ上手くいかなくても、本音を隠さず自分を出し切った方がいいと思えるようになれました。

吉井怜たしかに恋愛でも自分を出せるかというのは重要なところ。そこで、女性に安心して本音を出してもらう方法を、ズバリ聞いてみた。先生教えてください!

吉井 :私の場合は、安心感が大事です。ネガティブになった時に、当時付き合っていた方に『ちょっと帰って来てほしい』と連絡したら、飲み会を優先されて、一日中連絡がなくて。面倒くさがられてしまったんですよね。この人とは縁が無いなと見切りをつけました。もし来れないとしても『どうしても行けないんだけど、どうした?』など一言あれば全然違います。大変な時に何もしてくれないと、この人に弱い所は見せられないと思ってしまいます。自分が弱気になっている時に『元気だせよ』などの言葉をかけるだけなく、気にかけてくれる、こっちを見てくれるという安心感が、自分を出すか出さないか、結構変わってきますよ。

ちゃっかり恋愛指南を受けてしまったが、白血病を乗り越え、数々の人生経験、演技経験を通じての深みあるコメントに「感嘆」の一言。『美少女H』から13年。共演者の内山理名、片瀬那奈、水川あさみらも30歳前後となり、それぞれ女優としてさらに輝きを増している。本作ではエロスとハードなアクションに注目が集まっているが、吉井怜もまた30歳を前に新たな魅力を纏い、女優として新たな輝きをみせている。

⇒【画像】インタビューのアザーカットや本編カットを公開中
http://nikkan-spa.jp/98180/suzune_02

構成/林健太 撮影/山川修一

『寄性獣医・鈴音』
池袋シネマロサほかにて公開中 http://toeiv.jp/suzune/

(C)2011「寄性獣医・鈴音」製作委員会




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