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ブーム本格化でクラフトビールは高級嗜好品に!?

バターや野菜の値段が上がったり、原油価格が下がったり。モノの値段は日々変動する。だが、安倍政権はインフレターゲット2%を目指していたはずなのに、デフレに戻るという予測も出ている。そんなご時世にニッチな需要から高騰しているものとは!? 直近5年のデータをもとに検証する。 ◆ブーム本格化でクラフトビールは高級嗜好品に!?
ブーム本格化でクラフトビールは高級嗜好品に!?

味に影響を与えるホップの量。クラフトビールメーカーはほぼ100%、ホップを輸入に頼る

 多様な銘柄が登場してブームが加熱するクラフトビール。中でもIPA(インディアン・ペールエール)は、深いコクと強い苦みが人気でブームをけん引する存在だ。しかし、IPA人気が業界で問題になりつつあると、国内のクラフトビールメーカー関係者は言う。 「IPAは本場アメリカでも生産量が増えて人気。ところがそのせいで原料のホップが品薄で値段が高騰しています。IPA一杯当たりのホップ使用量は、通常のビールの4倍程度あるのが理由です」 ◆高騰の裏に原料の奪い合いあり  香りが強いなど、IPAに適したアメリカ産のホップは日本のクラフトビールメーカーには必要不可欠。それが入手できなければ、クラフトビールの幅は大きく狭まってしまうという。 「IPA向けホップはこの3年で30~50%も値上がりしました。米国のクラフトビール市場も10年で2倍に成長し、ビール消費量全体の11%近くを占めるようになっています。世界的ブームを考えれば、クラフトビールの価格高騰は避けられないでしょう」 取材・文・撮影/岡野孝次 斎藤武宏 高島昌俊 取材/小山田裕哉 古澤誠一郎 ― 局地的[高騰商品] ―
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