M-1グランプリの覇者・トレンディエンジェルが語る「ブサイクでもモテる」技術
巷にはモテ情報が溢れている。だがその多くはイケメンだから通用するもの=「※イケメンに限る」テクである。SPA!が調査した結果では、200人中126人が「ブサイクと交際経験あり」と回答。であれば、ブサイクでもモテる技術というものが存在するのではないか? 現在人気沸騰中の漫才コンビ・トレンディエンジェルにモテの秘訣を聞いた。
昨年の『M-1グランプリ2015』で優勝し、世の若ハゲ男子に勇気と感動を与えたトレンディエンジェル(斎藤司・たかし)。しかし実際には、同棲中の彼女がいるなどモテエピソードが暴露され、ブサイクたちの逆恨み……いや羨望の的となっている。一体、彼らはどんなテクを駆使しているのか!?
斎藤:まず入りがコレ(ハゲ)で、隠しようがありませんから、気取ったってダメですよね。思いっきりひょうきんなキャラを演じます。でも、実はこれが“振り”なんです。だんだんシリアスになって、“笑い”と“マジ”の境界線をなくしていく。具体的には、AV男優をイメージしたいやらしい声で囁くんです。最初はギャップで女のコも笑っているけど、目を合わせて視線を絶対外さない。そのうち感覚が麻痺してきて、思わず女のコが「エロいよね……」って呟いたら、勝ちです。
たかし:怪しすぎるだろ! 僕の場合は、ぶっちゃけ「数打ちゃ当たる」の地引き網漁です。気に入った女のコには、即告白です。「好き」「デートしよう」が「こんにちは」より先にくる感じですね。それで手応えがないようだったら、すぐ次にいきます。若ハゲっていう巨大な負債を抱えて、失うものはもう何もないわけですから、変に傷ついたり時間を無駄にする必要なんてない。ドン引く女なんて、こっちから願い下げですよ!
――コンプレックスがあると引っ込み思案になりがちですが、とにかく男らしいですね。
斎藤:そう、男らしさってブサイクの大きな武器なんですよ。例えば、イケメンが飲み会で会った女性に「愛してる」って言ったら、相当怪しまれますよね。でも僕が言ったら、最悪ギャグに転化できるんです。甘い口説き文句もブサイクが言えば鼻につかない。だから、思いっきり男前になったつもりで、ブサイクが言わなそうなことをあえて連発。そうしたら、そのうち感覚が麻痺してきて……。
たかし:怪しい催眠術だろそれ!
斎藤:ちげーよ、カンパニー松尾だよ!
たかし:AV監督じゃねーか! でも確かに、ブサイクこそ根拠のない自信を持って強気でいかないと勝ち目ゼロなんで。本当に愛してるかどうかわからなくても、とりあえずビール感覚で「愛してる」って口に出すことが大切ですね。
斎藤:だから連絡するときもLINEより直電のほうがいい。「オレ、こんなこと言っちゃって(笑)」って思ってても、我に返ったら負け。
――なるほど。では、そうやって好感触を得た後は、どうフィニッシュに持っていくんですか?
斎藤:とにかくマメな男になることです。特に、何の記念日でもないのに花をプレゼントする。ここでも恥ずかしくなっちゃいけません。僕の座右の銘は、「花をあげるのをためらわない男であれ」です。
たかし:斎藤さんにしては、いいこと言いましたね。
斎藤:“豆”のために“マメ”になれってね。
たかし:結局下ネタじゃねーか!
1/19発売の週刊SPA!に掲載されている特集『[ブサイクでもキュンとさせる]技術』では、平均以下でもモテる言動を調査し、ランキング化。「照れ笑い」「ハンドタオル」「キレイな指」「達筆な字」など、ブサイクでも女の子をキュンとさせてる言動や仕草は、いったい何位にランキングされているのか? その結果はぜひ本誌をご確認あれ <取材・文・撮影/週刊SPA!編集部>
【トレンディエンジェル】
NSC10期生同士のコンビ。斎藤司(右)とたかしとも若ハゲという強烈なビジュアルを武器に、『オンバト+』第3代チャンピオン、『THE MANZAI2014』準優勝と着実にキャリアを伸ばし、昨年末の『M-1グランプリ2015』において、見事敗者復活から優勝!
『週刊SPA!1/26号(1/19発売)』 表紙の人/ 武井咲 電子雑誌版も発売中! 詳細・購入はこちらから ※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める! |
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