マイナス金利だからこそ「住宅ローン」は慎重になったほうがいい!?
今年1月、導入が決定されたマイナス金利。以降、長期金利は低下の一途、5月には新発10年国債ではマイナス圏内に突入した。これに伴い、住宅ローン金利も最低水準に。家を買うなら今とも囁かれるが、では本当にそうなのか?
⇒【グラフ】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1124310
「固定金利の基準、長期金利が低下する一方、変動金利の基準、短期プライムレートは、5月も’09年の水準と同じ。しかし変動金利のローン金利は低下しています。銀行が競って金利の引き下げ幅を拡大しているからです。実際は申し込み内容、審査結果で異なります。特に固定金利期間選択型ローンの場合は、引き下げ幅とその適用期間の確認が必要です」と小谷晴美氏。
また、住宅価格の上昇にも触れる。
「グラフを見れば一目瞭然。特にマンションは5年前比で25%上がっています。マイナス金利を導入したデンマークは昨年上半期、コペンハーゲン市内の集合住宅価格が11%アップしたといわれているため、日本でも同様のことが起こるかもしれません」
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