ロマンチックな演出は“ブサメンのハンディ”を隠す
◆[超ブ男に惚れちゃった女たち]の理由【5】
【CASE5】
中谷恵美さん(仮名)
●会社員 35歳 ●既婚
【お相手】
小島よしおをぐちゃっとした感じ
自分史上もっともパンチのきいた濃~いブサイク顔!
30代に突入し、周囲の友達が次々と結婚・出産していき、半ば焦っていたという恵美さん。理想が高いわけではないのに、気がつけば「彼氏いない歴」5年。そんなとき、友達が紹介してくれたのが今のご主人。外資系企業の営業職で「謎の外国人風」との前情報が。ハーフのような顔立ちなのかと想像をふくらませていたが、第一印象は「小島よしおを太らせてぐちゃっとさせた感じ」。外国人は外国人でも、東南アジア系の濃い顔立ちだった。「こんな顔、ありえない!」と思わず友達に絶叫。
「でも、彼はブサメンというハンディを感じさせないロマンチックなデートを企画してくれました」
初デートはプラチナチケットのオペラ鑑賞。次のデートは高級ホテルのアフタヌーンティ。食事をしながらジャズを聴いたり、ホテルに泊まった際はエステを予約してくれたり、文句のつけようのない「ずるい演出」に、徐々に陥落。
「読書・音楽・映画・サッカーなど多趣味で、話題と知識の量がハンパない。一緒にいて飽きなかった。次々と本やCDを貸してくれ、気がついたらほぼ毎日会ってた」
Hの相性も抜群。暗ければ顔は気にならなかった。そんなこんなで出会って3か月でゴールイン! 彼と参加した東京マラソンのゴールの後に「結婚しよう」と、これまたニクい演出でプロポーズ。多趣味の彼だけに、結婚後も週末は彼と一緒に旅行やスポーツ、ウクレレのレッスンなど忙しい。
「すっかり彼のペースで、自分の時間なんて一切ありません。でも、それが嫌じゃないのが不思議」
【惚れた理由】
ブサメンらしからぬデート演出に徐々に心を奪われた!
取材・文/桜田容子 萩原はるな 奈良岡崇子(本誌)
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