更新日:2017年07月24日 15:18
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ヤバいところから借りた借金3億円を踏み倒し、海外逃亡した元社長のその後

 ローンやキャッシングなど、何かしらの借金をしている人は多いはず。しかし、もしそれが“1億円”という規格外の額になってしまったら……。決して他人事ではない、普通の人の実例を紹介する。

会社の開業・運転資金3億円を投資で溶かし倒産、海外に逃亡した経営者

借金 借金で首が回らなくなった場合、債務整理や自己破産を選ぶのが一般的。一方、中にはすべての返済を放棄して逃げる人もいる。現在タイで暮らす元会社社長の、吉井和彦さん(仮名・47歳)は総額3億円もの借金を踏み倒したという。 「飲食店の開業・運転資金に借り入れたものですが、資産運用しようと始めた株やFXで2億円以上の損失を出してしまったんです」  背任罪に問われそうだが、刑事告訴はされなかったとか。 「借りたお金がワケアリで、脱税や暴力団関係者の資金など、いわゆる表にできないお金だったんです。開業したお店自体は黒字でしたが、売り上げだけでは損失を埋めることができませんでした」  最後は借金の返済のために闇金から借金を重ね、それもついに限界が。会社を出資者の一人に譲り、逃げるように出国したそうだ。 「店を譲渡しても相殺しきれませんでした。両親はすでに亡くなり、頼れる身内もいない。出資者がアレなんで日本に残っていたら、命こそ奪われなくてもいわゆる“タコ部屋”行きは免れなかったはず。だから、筋に反する行為だとしてもなんとか逃げ出す必要があった。そのために日本の友人と、一切の関係を断つことになったのはツラかったですけどね」
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タイでは身を潜めるように暮らしているのかと思いきや…
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