「健康に良い&悪い」の評価はどんどん変わる!? 何を信じるべき?
医学や科学は日進月歩。一昔前の常識にとらわれていては、早死にや突然死のリスクも高まる。“健康情弱”から脱するには「科学に“絶対”はないと肝に銘じること」と話すのは、最新の健康情報に精通するライターの鈴木祐氏。
「これまでさんざん“カラダに悪い”と言われてきたのに、近年“名誉回復”を果たしたものはいくらでもあります。その最たる例がコレステロール。卵などは『一日1個の卵で脳卒中のリスクが12%減る』という研究データもあるほどで、かつて『食べすぎは毒』と言われていたのが、今やちょっとしたスーパーフード扱いです」
「コーヒー」や「紫外線」もまた、名誉回復組の代表例と言える。
「コーヒーについては『一日6杯のブラックコーヒーを飲むと寿命が延びる』などの研究結果が発表されています。カフェインの代謝アップ作用や、ポリフェノールの抗酸化作用が効くようですね。紫外線も、ビタミンDを生成する作用が知られるようになり、むしろ浴びないほうががんの発生率を高めると言われるように」
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