女性J2サポーター「男女共用の仮設トイレしかない…」――男も女もツライ、少数派ファンの悩み
男女比率が極端なゆえの少数派の悩み“マイノリティ問題”。職場だけではなく、プライベートを満喫できるはずの趣味の世界でも同じだ。まずは女性サポーターも多い印象のサッカー。
「チームにもよりますが、2部リーグになると女子率はかなり下がります。特にキツいのがインフラ面。改修中のスタジアムに行くと男女共用の仮設トイレしかなかったり、男のことしか考えてないなと思うことは多々あります。また、観戦中はお酒も楽しみのひとつですけど、なかにはビールしか売ってないスタジアムも……。男のサポーターは満足かもしれませんけど、サワーとかカクテルとか、もう少し女性向けの飲み物も揃えてほしいです」(J2サポーター・女性)
続いてはプロ野球。「マイノリティだからこそ得することもある」と語るのは元応援団員の女性だ。
「もともと吹奏楽でラッパを吹いていたので、思ったよりすんなり溶け込めました。女だから顔もすぐ覚えてもらえるし、オジサンたちから差し入れをいただくこともありましたよ」
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