更新日:2015年08月26日 15:15
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ふるさと祭り東京2012 ご当地どんぶり1杯500円が激旨

今回、デスクから取材を命令されたのは、1月7日から15日までの9日間、東京ドームで行われている「ふるさと祭り東京2012 -日本のまつり・ふるさとの味-」。キタコレ! 久々の、文字通り“おいしい仕事”です。ありがとうございます。神様仏様デスク様。一生……は自信ありませんけど、この先1年はついていきます! ということで、会場に着き、一目散に向かったのは「全国ご当地どんぶり選手権」のエリア。文字通り、全国各地から選りすぐりのどんぶりが集結しています。その数、16どんぶり! もはや踊り始めんばかりに興奮しております。あ、ちなみに、すべてのどんぶりが一杯500円(※チケット制)ですのでご注意を。 さて、万年欠食児童の呼び声高い筆者ということで、まずは肉系どんぶりをさがし、たどりついたのは神奈川県、肉の石川の「やまゆり牛ステーキ丼」(https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=128283)。絶妙な焼き加減(ミディアムレア)で焼かれた肉がこれでもかとどんぶりを埋め尽くし、ご飯と一緒に頬張れば、至福の時間が訪れる。さらにステーキだけではなく、牛丼風になっている肉も載っており、もはや信じられないコストパフォーマンスを実現している。「こ、このどんぶりが……わずか500円……だと?」と思わず厨二病を発症してしまいそうなレベルだ。感謝!
やまゆり牛ステーキ丼,ふるさと祭り

やまゆり牛ステーキ丼。出来合いではなく、きちんと目の前の鉄板で焼いてくれるのが嬉しい

思わず「おかわりください」と言いそうになる自分の頬を叩き、次のどんぶりへ。今度は大分県の豊後水道・かまえ直送活き枠船団の「がんこ漁師の熱めし丼」(https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=128288)。これは第一回どんぶり選手権(ちなみに今回で第三回)でも優秀賞を受賞している人気どんぶり。ぶりの漬け丼を半分くらいほど食べ終わると、ここにカツオ出汁をかけてお茶漬け風にして頂く、出汁に醤油とブリの旨味が溶け出してオツな味わい。っていうか“ぶり・ミーツ・カツオ”の威力すごい! 神はいた! ここにいた!
がんこ漁師の熱めし丼

がんこ漁師の熱めし丼。見た目はいたってシンプルだが、その旨味は実に複雑である

なんだこれ? 全部がこのレベルなのか? どうやったって1位を決められないぞ。いや、待て。この2どんぶりが当たりの可能性もある。……ということで、3杯目は宮城県、登米・油麩丼の会の「油麩丼」(https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=128293)に挑戦。にしても、油麩ってなんだ? えーと、もらった資料によると「宮城県北部の登米地方に昔から伝わる食材で、小麦粉のたんぱく質成分のグルテンを、油で揚げて作ったあげ麩」という珍しい食材だそうです。あれ? なんかこの文章を読むだけでヨダレが止まらないんだけど、なにこれ? では、実食。……おお。油麩が出汁を吸っいてて、もっちりぽってり。これがまた、ご飯とマッチしてて、ややや優しい! なんだこの優しい味は! そして、優しくてうまい! 日本人に生まれてよかった。このどんぶりに出会えてよかった……。
油麩丼

油麩丼。油麩から染み出る煮汁が温泉卵とあいまって、完璧な1杯になる

正直、満腹中枢は先ほどからビンビンに信号を発しているのだが、きっと気のせい、気の迷い。ということで、4杯目。新潟県、柏崎地域観光推進協議会の「鯛茶漬け丼」(https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=128296)に突入だ。世間一般で言うところの「鯛茶(鯛茶漬け)」は、熱々のご飯の上に鯛を乗せて出汁をかけるものだが、このどんぶりは一味も二味も違う。まず、ご飯が白飯ではなく、鯛飯なのだ。正直、これだけで売り物になるレベルのうまさ。しかも、どんぶりは茶漬けだが、最初の一口だけは鯛飯を食べられるようにレンゲに一口分だけ鯛飯を乗せてくれているという心配りが嬉しい。おまけに、鯛のおけさ揚げという揚げものが一切れ載っていて、これがまた絶妙な歯触りを残し、アクセントを加えている。どこから食べても鯛、どこまで食べても鯛! ダメだ……幸せすぎて泣けてきた。神様仏様デスク様、先ほど1年はついていくと言いましたが修正します。……3年はついていきます!
鯛茶漬け丼

鯛茶漬け丼。個人的には、このどんぶりが1位。1週間に10杯は食べられるうまさ

このほか、「富士宮やきそば」や「八戸せんべい汁」といった全国のご当地グルメが集結する「ご当地グルメ」のエリアや、「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「仙台七夕まつり」という東北三大祭りをはじめとする、全国の祭りが集結する「お祭りひろば」、さらには取り寄せすらできない全国の有名スイーツを集めた「スイーツストリート」といったブロックがあります。どれもこれも外れナシ。神イベントと言っていいかと思います! ということで、今回のまとめ。ふるさと祭りは1月15日(日)まで開催中。平日は10:00~19:00 土・日・祝は10:00~20:00(最終日は18:00閉場) 入場券は前売り1,000円(土・日・祝は1200円)当日券1,200円(土・日・祝は1500円)その他、団体向けやどんぶりチケットがセットになったお得なチケットもあります。詳しくはふるさと祭り公式HP(http://www.tokyo-dome.co.jp/furusato/index.html)へアクセスしてください。 ちなみに、経験者からのアドバイスとしましては、これ1杯1杯が結構なボリュームを誇ってますので、いろんな味を楽しみたい場合は、なるべく大勢で来場した方がいいかと思います。今、筆者のお腹は大変なことになっています! 4どんぶりって! 皆様はこうならないよう、くれぐれもご注意くださいませ……。 取材・文・撮影/太田優翔、つけ麺マスク
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