ユニクロの「買うべきプリントTシャツ」3選
―[メンズファッションバイヤーMB]―
メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第128回目をよろしくお願いします。
いよいよ夏が近づいてまいりました。そうなると気になるのはプリントTシャツ。ユニクロでは毎年恒例のUTシリーズが発売されています。今回は星の数ほどラインナップされているなかからオススメを3つ紹介します。
▼アート目線のクールなグラフィックは大人にピッタリ
●SPRZ NYグラフィックT(アンディ・ウォーホル・半袖)990円(+税)期間限定価格
案外使えるのが「SPRZ NY」のシリーズ。ネタとしか思えないプリントが目立つUTシリーズのなかでひときわファッショナブルなグラフィックを量産しているのがこのタイプ。「SPRZ NY/サプライズニューヨーク」と名付けられたコラボシリーズであるこちらはNYを中心としてポップカルチャーをプリントで表現するもの。アンディ・ウォーホルやジャン=ミシェル・バスキアなどのアート作品をプリントに落とし込んだクールなデザインが特徴。アーティスト別にさまざまな種類があるので一概には言えませんが、色彩を抑えたデザインが多く、ほかのUTとは一線を画しています。大人な印象が強く、安っぽさも少ない。また一見して「ありゃユニクロだな」と判断できないものばかり。セレクトショップで購入したかのような印象です。
こちらはポップカルチャーの帝王アンディ・ウォーホルのデザイン。プリントTシャツは「色数」がまず問題。あまりに色数が多いと子供っぽい印象を生んでしまいます。「コーディンネートはモノトーン+一色に抑えると簡単におしゃれっぽく見える」というのは、私が長年主張しているロジックの一つですが、まさにプリントTシャツの柄においても同じ。黒白のモノトーンに加えて薄いブルーを入れた「モノトーン+一色」のこのTシャツは、遊びはあるものの子供っぽくならずおしゃれにまとめることができるでしょう。
ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag)
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