前川前次官「出会いカフェ騒動」で貧困女性が救われている!? 過熱する取材合戦の思わぬ余波
文科省のエリート事務次官が「出会い系バー」に入り浸り、そこで「貧困女性の実態調査」をしていたという驚くべき報道。前次官が“素晴らしい人格者”であったのか、本当は“スケべ親父”だったのかはさておき、マスコミ各社がこの「出会い系バー」にこっそりと潜入し、前次官を知る関係者から少しでもコメントを引き出そうと殺到しているのだが……。
じつは今、その裏で思わぬ現象も起きているらしい。
アジアが誇る歓楽街・新宿歌舞伎町の目抜き通りのド真ん中、とある雑居ビルの二階に渦中の店はある。「出会い系バー」と報じられている店の看板には「恋活」という文字が踊るも、ほとんどキャバクラの看板にしか見えず、本気で出会いを目指している男女がこの店を訪れるとは到底思えないような雰囲気だ。
――6月初めの早朝4時頃。店から出てきたのは、クールビズ仕様のジャケパンスタイルでキメた男性と、アラサーと思われる派手な女性だ。二人は、店を出ると新宿区役所通り方向へと腕を組みながら歩き、アジアリゾート風のカラオケ屋に入店。小一時間ほどして女性だけが、店の外に出てきた……。
そのわずか二日後の深夜2時頃。同じようなジャケパンスタイルの男性と店から出てきたのは、先述の女性だ。驚くことに髪型から格好、履いている靴やバッグまでそっくり一昨日の姿である。腕を組みながら新宿区役所通りへと歩き出した二人の姿も一昨日の光景だ。まるでデジャヴのようだが、この日はカラオケ店を通り過ぎると、吸い込まれるようにして入って行ったのはラブホテルだった。
件の出会い系バー“L”を知る関係者だという男がこう証言する。
「今、Lには多くの記者やジャーナリストが客として潜入しています。みんな『前川のことは知っているか?』『前川と仲が良かったのは誰か?』と聞いてくるので、女のコはうんざりしている。でも、よく考えてみると相手は高収入のマスコミ人。一部の女性は、マスコミ勤務の男と関係を作ろうと必死になっているのだとか……」
出会い系バーに群がるマスコミたち…貧困女性(!?)に思わぬ経済波及効果
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