前川前次官「出会いカフェ騒動」で貧困女性が救われている!? 過熱する取材合戦の思わぬ余波
一方で、「騒動に踊らされているのはイチ国民だけではなく、有象無象の情報を右から左に垂れ流しっぱなしにする一部のマスコミそのものである」という指摘もある。
「新聞やテレビの記者はガードが固く、“お小遣い”すらくれないそうです。ただ、一部のフリーの記者はどんな話でもネタにしてくれる場合もあることから、あることないことを言って取材謝礼をもらっている女のコもいます」
取材謝礼とはいえ、わずか数千円。それでも普段はまったく“お小遣い”を稼げていなかった一部の女のコにとっては「ありがたい」ということらしい。タダ飯にもありつける。前次官が言うところの“貧困女性”(!?)に思わぬ経済波及効果があった、と言えなくもないが……。それだけではない。
「なかには記者と肉体関係になり、そこそこの金額のお小遣いをもらっている子までいるそうです。今に“美人局”みたいなことが起きますよ。例えば、ライバル記者を……いや、そんなことはないと思いますがね」
加熱する報道合戦の裏では「貧困女性の実態調査」の言い訳も通らないほど、カネと色欲にまみれたゲスい取材まで横行しているらしい。ミイラ取りがミイラになり、それこそ事実は闇に葬り去られるまでだ。結局、割りを食うのは我々国民か。
<取材・文/森原ドンタコス>
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