前川前次官「出会いカフェ騒動」で貧困女性が救われている!? 過熱する取材合戦の思わぬ余波
一方で、「騒動に踊らされているのはイチ国民だけではなく、有象無象の情報を右から左に垂れ流しっぱなしにする一部のマスコミそのものである」という指摘もある。
「新聞やテレビの記者はガードが固く、“お小遣い”すらくれないそうです。ただ、一部のフリーの記者はどんな話でもネタにしてくれる場合もあることから、あることないことを言って取材謝礼をもらっている女のコもいます」
取材謝礼とはいえ、わずか数千円。それでも普段はまったく“お小遣い”を稼げていなかった一部の女のコにとっては「ありがたい」ということらしい。タダ飯にもありつける。前次官が言うところの“貧困女性”(!?)に思わぬ経済波及効果があった、と言えなくもないが……。それだけではない。
「なかには記者と肉体関係になり、そこそこの金額のお小遣いをもらっている子までいるそうです。今に“美人局”みたいなことが起きますよ。例えば、ライバル記者を……いや、そんなことはないと思いますがね」
加熱する報道合戦の裏では「貧困女性の実態調査」の言い訳も通らないほど、カネと色欲にまみれたゲスい取材まで横行しているらしい。ミイラ取りがミイラになり、それこそ事実は闇に葬り去られるまでだ。結局、割りを食うのは我々国民か。
<取材・文/森原ドンタコス>

1
2
【関連キーワードから記事を探す】
お騒がせコメンテーター6人衆。長嶋一茂から岩井志麻子まで
松居一代劇場がついに閉幕!? お騒がせ女性芸能人たちの奇行歴
平尾昌晃さんの遺産60億円バトルで浮上「音楽印税ってそんなに儲かるの?」をプロが解説
元モー娘。たちの残念な卒業後…ひき逃げ、離婚、不倫、自殺未遂etc.
『カメラを止めるな!』パクリ騒動の背景に、インディーズ映画業界のナアナア体質
『地面師たち』が大ヒット中のNetflix。“破格の給料”でも業界人が「絶対に入社したくない」ワケ
東京地方裁判所でコロナ発覚。1日も休めない裁判所と報道機関の苦悩
財務省は本気で「デフレ脱却前の消費税10%」が自分たちの仕事だと思っているのか?
「連ドラ撮影は自殺者が出てもおかしくない」若手ADが見た異常な現場
「ブラック労働を報道する自分たちが一番真っ黒」深刻なテレビ業界の人手不足
「CM中にトイレどうぞ」発言で炎上した乱一世が当時を振り返る「月収300万円がパーになった」
「文春砲をネットでリライトして200万儲けた」スクープおこぼれ商法の手口
なぜ高校球児は“下級生をいじめる”のか「しごきを美化するOBにも問題が」名監督が実際に行った対策とは
「TKO木下の修正依頼は1か所だけ」取材を重ねた作家が直面した“謎のこだわり”
TKO木本は「自分のことを語らない」。密着取材した作家が語る“転落を招いた原因”
マッチングアプリに潜む詐欺男たちのあきれた実態「10万、20万円とむしりとられ…」
出会い系のサクラ歴14年の女性が暴露する、サクラも手を焼く“ヤバイ客”たち
出会い系のサクラ歴14年の女性が語る、巧妙な詐欺手口。1日に100万円使う主婦も
なぜ、20代女子が「ママ活」ならぬ「姉活」を? 始めて1年半の女性に聞いてみた
マッチングアプリで交際・結婚を決めた人たちへの偏見。上司は失笑、母には泣かれ…
「JKリフレ」で働く“普通の女子大生”には“やむを得ない事情”が。売春のハードルが下がり続ける理由は、現代ならでは【漫画】
「ネットのおもちゃにされてムカついた」盗撮を機に立ちんぼをやめた20歳が“たどり着いた場所”
「30歳までに2億円貯金して人生あがりたい」逮捕されても立ちんぼを辞めない女性たちの事情。月300万円を手に入れる20歳も
“立ちんぼ”をやめた20歳「工場で少し働いたけど今は…」抜け出せない負のループ
偽のセクシー女優、偽のトー横女子を使った裏ビジネスも…怪しい商売の最新手口
女性が「好意のある男性」だけにしている5つの言動…男はいつも見逃しがち
「せっかくの好意を見落としてしまう男」が知っておくべき女性の本音
「“女性の本心がわからない”と悩む男」が見落としてしまっている8つの兆候
女性の出産、生理の痛みはどれくらい? 男にもわかるように表現してもらった
年収400万円イケメンvs年収600万円ブ男「結婚するならどっち?」
この記者は、他にもこんな記事を書いています