乃木坂46伊藤万理華、話題の動画『伊藤まりかっと。』の「髪を切るシーンはガチです」
朝起きて突然ひらめく。なんだか今日、髪を切りたい。そう思うと止まらない衝動……が簡単に解決する日がきたのかもしれない。
乃木坂46の伊藤万理華(21)が9月26日、若者文化の発信地・原宿の「ドリーム*ステーション JOL原宿」に登場。日本初の“検索がいらない”サロン予約アプリ『requpo(リクポ)』のPRキャラクター就任式が開催された。
伊藤万理華といえば、“個人PVの女王”と評されている。冒頭のセリフは、YouTubeで公開されている個人PV「伊藤まりかっと。」(乃木坂46の17thシングル『インフルエンサー』の特典映像)の抜粋だ。この動画がネット上で大きな話題を呼び、現在の再生回数は220万を超える。そんな人気動画をもとに制作されたWEB CMが本日よりスタート。ラフォーレ原宿前のマイナビビジョンでのCM放映や原宿竹下通りでCM音源も放送される。
今回の就任式では、まずは株式会社リクポ代表取締役CEOの木崎智之氏が、リクポでの美容室の予約手順を説明。木崎氏によると、ユーザーファーストを追求した結果、「自分が美容室の都合に合わせる」のではなく「自分の都合に美容師が合わせる」予約になるという。要するに、一般的な予約サイトとは真逆。
移動中や休憩中など、ちょっとした時間でエリアやメニュー、金額を設定。そして自由に“おねだり”をする。たとえば、『明日はデートなのでおもいっきり可愛くしてほしい』など。あとは、自分の希望する条件に合わせて様々なサロンの美容師から提案が届くという仕組み(最大3人)。その際、美容師のプロフィールなども確認できる。ユーザーは気に入った美容師を選ぶだけ。一方で、美容師側も気軽に空き時間を埋めることができる。外で声を掛けたり、SNSやブログを更新しなくてもお客さんを獲得できるのでメリットが大きい。
木崎氏は、「美容師たちが自分を奪い合う(=“お姫様扱いされる”)感覚を楽しんでほしい」と語った。そして、今後は美容室だけでなく、エステやネイルサロンなどの横展開をしてく予定だという。
また、彼女の起用理由について「まさに運命だった」という。
「数年前、個人的に『まりっか’17』を見たとき、なんて面白い表現力をもった人がいるんだと感心して、大ファンになりました。そして続編となる『伊藤まりかっと。』でさらに進化した姿に驚き、今回のCMにオファーさせていただきました」
これを受けて伊藤は、少し照れながらこう返す。
「乃木坂46のCDの特典映像として作っていただいたものがこうしてCMデビューにつながって……『伊藤まりかっと。』が報われたなって思います」
また、動画の撮影秘話を問われると、伊藤の“ガチ”な一面も……。
「髪を切るシーンがあって。カツラでしょって思われるかもしれませんが、本当に地毛で、ガチで切っています(笑)。女のコにとって、髪を切るという行為はネガティブなイメージで捉えてしまいがちですが、もっと気楽に、“いま切りたいから切る”ってことを表現したくて。監督と話し合って決めました。CMになるならと20cmぐらいバッサリ」
5パターンの動画が制作されたが、15秒バージョンと45秒バージョンのCMが上演されると、伊藤は手で顔を覆いながら「恥ずかしいですね。こんな大画面で流れると全身が痒い(笑)」と照れを隠せなかった様子。
そして、実際にアプリを実演。伊藤はCMの撮影から時間が経ち、現在は髪が伸びてしまったとのこと。早速アプリを使ってこの日の夕方に予約を入れた。彼女の「場所は原宿で、予算は5000円以内。カラーはナシで、無難な感じ。トリートメントをしてほしい」とのリクエストに、一瞬で美容師から「1000円割引」などのお得な提案が届いた。
「私は仕事の合間に『いま行きたい!』という瞬間が多いので、すごく便利だと思いました」
伊藤はファッションやアート、カルチャーに対する造詣が深く、鉱物やコケまで愛することで知られている。10月5日からは『伊藤万理華の脳内博覧会』なる個展まで開催される。そこで、脳内では「どんな髪型をしてみたいのか?」というテーマでイラストが披露された。
そこには「真緑(カラー)」「オン眉(眉上のバング)」「切りっぱなし」のキーワードが。
「乃木坂のグループにいるうちはできない髪型をしてみたい。オン眉で、ミディアムとショートの中間。切りっぱなしが一時期流行っていましたが、あれをやってみたくて。あと、今まで髪を染めたことがないので、せっかくなら真緑のカラー。緑が好きなので」
なかなか奇抜に思えるが……。本人も「多分似合わないから、空想で終わるかカツラでチャレンジしてみたい」と話した。
ともあれ、今回のCMで原宿の街がジャックされる。ファンならずとも「まりかっとかっとかっとオ〜ライ」と口ずさみたくなること間違いなしだ。
<取材・撮影・文/藤井敦年>明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi
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