ボロ物件で家賃年収2000万へ! 現金200万円以下で買える物件で不動産投資に成功した男
都心部を中心に、不動産価格が高騰している。では、年収500万の中流父さんはもう“金持ち父さん”になれないのか? 価格高騰&融資引き締め時代、不動産投資で“お金に働いてもらう”裏ワザを参考に、不動産投資で成功をつかめ!
…脇田雄太さん(40歳)/家賃年収2000万円
融資が厳しくなっているなら、現金で買える激安物件に投資すればいい。ということで中流リーマンの注目を集めているのが、ボロ物件投資だ。200万円以下、なかには50万円で買ったボロ戸建てもあり、脇田雄太さん(40歳)はこれまで10棟50室以上を取得、家賃年収は2000万円を超える。
それぞれ高収益を実現しているのだが、脇田さんが所有するボロ物件はすべて長崎市内。その理由についてこう話す。
「坂の街である長崎は居住地の8割が斜面。自宅に面する道が階段になっていて車で乗りつけることができないボロ物件が多く、住民の高齢化もあって、長崎では『いくらでもいいから引き取ってほしい』という物件がたくさんあるんです。そうした物件を取得してリフォームし、若いファミリー層向けに貸し出しています」
初期の頃に買ったのは、知り合いの行政書士から紹介された物件。
「坂本龍馬ゆかりの亀山社中近くの山の坂道を5分ほど歩いたところで、築30年以上でしたが、適度にリフォームされていて、それほど傷みもありませんでした。価格も『本当にいくらでもいい』とのことだったので、土地と建物で30万円で売っていただきました。リフォーム費用は床、壁、天井、水回り、外壁塗装も自分でほぼやったため60万円ほどで済みました」
この物件は4万円の家賃で入居者が決まったそうで、利回りは約50%という驚異的な高さだ。このような激安ボロ物件はさまざまな理由で出てくる。
「亡くなったご主人が建てたというアパート(2K×4室)をお持ちの方でした。その方もお年で、子供たちもアパート経営に興味がなく、『値段はいくらでもいい』と売却をご所望。そこで、’13年に60万円で購入させていただきました。4室中1室が入居中で、すでに投資資金を回収できました」
地方ボロ物件は不動産価格高騰とは無縁。だからこそ、この手法が成功するのではないだろうか。
【脇田さんの不動産投資例】
●長崎市2K×4室
家賃 月4万円
利回り 80%
― 中流父さんは[不動産投資]で稼ぐ! ―
斜面に転がるお宝を掘り起こせ!長崎のボロ物件投資術
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