第2の荻野由佳は生まれるのか!? 「第3回AKB48グループドラフト会議」最終候補者が決定
11月11日、「第3回AKB48グループドラフト会議」のオーディション三次審査が行われ、最終候補者72名がお披露目された。
ドラフト会議とは、オーディションで選ばれた候補者の中から、AKB48グループの各チームキャプテンが指名・獲得するイベント。2013年の第1回、2015年の第2回に続き、来年1月21日に、東京ドームシティホールにて第3回が開催される。
これまでとは異なり、第3回では各チームを代表するファンが候補者から、応援するチームに必要な人材を指名するという、新たなシステムが導入される予定だ。
第9回AKB48選抜総選挙で5位のNGT48の荻野由佳、8位のSKE48惣田紗莉渚などもドラフト会議で見出されてきただけに、グループの未来を担う人材が発掘される可能性は十分にあるだろう。
今回のオーディションでは、候補者がSHOWROOMで配信を行い、そこで得たポイントの順位が発表され、審査の参考とされている。
そのランキングのトップは、SKE48矢作有紀奈の妹で、16期生のオーディションで落選していた矢作萌夏(15歳、埼玉県出身)。
「合格を頂いて、16期オーディションのリベンジができて、すごく嬉しいです。希望グループは、まだお母さんと相談しているので決まっていないんですけど、頑張りますのでよろしくお願いします」
また、2位と3位にランクインした候補者はそれぞれこのように意気込みを語っていた。
●安藤千加奈(16歳、長野県出身)
「本気で受かりたいオーディションはこれが初めてなので頑張ります。第一希望はNGT48です。今年の総選挙で荻野由佳さんが『私をアイドルにしてくれてありがとう』と言った(言葉を聞いて)、NGT48に入りたいと思いました。これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします」
●中村舞(18歳、愛媛県出身)
「オーディションはこれまで30回以上も受けてきました。たくさん落ちてきましたけど、こうして受かることができて、スタートラインに立ったところが勝負だと思うので、これからもっと努力をして、これからもっと練習を頑張りたいと思います。希望グループはひとつに絞っていなくて、指名されたらどこにでも行く気なので、どこに行っても頑張る気持ちでいます」
候補者中で最年少の塩月希音(11歳、大阪府)は、AKB48が誕生した2005年には、まだ生まれていなかったほどの若さだ。オーディションを受けた理由を「NMB48の白間美瑠さんに憧れているからです。白間さんのように、色々な人を笑顔にできる人になりたい」と、小学生ながらしっかりと話すも、AKB48について聞かれると「AKB48さんはあんまり知らないんです…」と正直に明かしていた。
このほか、東北地方から残った数少ない候補者のひとり、對馬優菜子(16歳、青森県出身)が地元の方言で意気込みを語ったり、記者から「何か言いたい人は」と挙手制でアピールを求められ、全候補者がしばらく沈黙するなか、思い切って前に出た本田そら(18歳、東京都出身)などが、爪痕を残していた。
「第3回AKB48グループドラフト会議」は1月21日に東京ドームシティホールにて開催される。果たして、荻野由佳のような“次期ブレイク人材”を見出すのはどのグループなのか。
取材・文・撮影/日刊SPA!編集部 写真提供/AKS
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