不倫したら「奥さんに怒鳴りこまれて…」元No.1キャバ嬢の修羅場
大阪の繁華街・北新地で数々の伝説を残した元キャバ嬢がいる。「CLUB MON」の門りょう。年収は2億円オーバー、Instagramのフォロワー数は22万人を超える。
男性客が席につくなり「(高級シャンパンを)何本いれる?」。数百万・数千万円もするエルメスのバーキンやハリー・ウィンストンのアクセサリーを現金で大人買いするなど、そのバブリーなお財布事情や接客術が話題となり、テレビ番組や『小悪魔ageha』などの雑誌で特集が組まれることも多々……。そんな彼女だが、2017年10月のバースデーイベントで1億円以上の売り上げを達成しながら、キャバ嬢生活に幕を閉じた。そして今年1月に結婚。
キャバクラといえば“疑似恋愛を楽しむ場所”。だが、ときには美しいキャバ嬢を相手に本気になってしまうこともある。男性客としては、野暮だとわかっていても「彼氏いるの?」って聞きたくもなるものだ。
「キャバ嬢やからって、彼氏はいてもええと思っている。もしも聞かれたら、いるなら『いる』って普通に答えてましたね。キャバ嬢って、嘘をつく生き物やんか。でも、お客さんも見え透いた嘘に飽きている。本人も嘘に嘘を重ねて、なにがなんだかわからなくなっているやん。だから、私はありのままに答える」
とはいえ、もしも彼氏と付き合っていれば、同伴やアフターなど、彼氏以外の男性とも付き合っていかなければならないだろう。相手から嫉妬されたりはしないのだろうか。
「仕事に対して理解があるひとじゃないと。実際に付き合ってみると、ごちゃごちゃ言われることも多かったですね。でも、一回も言うことを聞いたことがない。お客さんと店外で会う機会も多かった。それも重要な仕事やから。要するに、自分にとってなにがいちばん大事なのかって話で。私にとっては、男よりも仕事が大事やったから。極論としてはシンプル。嫌やったら別れろって」
ナンバーワンであれば、さぞモテたに違いないのであろうが、実際にフラれた経験は?
「全然あるよ。あるある……たぶん。ちゃんと本気で好きになって付き合っていたと思うんだけど……だれにフラれたのか覚えていない(笑)」
細かいことは気にしない、ということか。仕事でめまぐるしい日々を過ごしていたせいで忘れてしまったらしい。
一方で、門りょうさんのお客さんは、たとえ彼氏がいることを知っていても、そのうえで「本気で仕事を頑張っているりょうちゃんを応援したい」と言ってくれていたそうだ。どんなときでも仕事を一度も休んだことがないという門りょうさん。男性であれ、女性であれ、仕事を一生懸命に頑張っているひとは魅力的に見えるものだろう。
彼女はキャバ嬢として過ごした9年間、いちどもナンバーワンから落ちたことがなかった。とはいえ、競争の激しい夜の世界で、地位やプライドを維持するためには、奇麗事だけでは済まされない。男と女の水商売。色恋はつきものだ。ナンバーワンであれば、なおさらのことだろう……。これまで彼女は男性客や彼氏といかに向き合ってきたのだろうか?
北新地・元No.1キャバ嬢の男に対する本音
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明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi
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『北新地の門りょう ナンバーワンキャバ嬢の仕事とお金と男のホンネ』 嘘偽りのないストレートな物言いと、目標を言葉にして、 ナンバーワンのキャバ嬢になった門りょうのシンプルな思考がみえる名言集。一晩で何百万、何千万という売上を叩き出す天性の集客能力を誇る彼女の仕事のノウハウも紹介。 |
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