更新日:2018年04月13日 23:12
恋愛・結婚

不倫したら「奥さんに怒鳴りこまれて…」元No.1キャバ嬢の修羅場

門りょう

茨の道「不倫はトラブルだらけ」

「北新地でナンバーワンを守り続けるためには、ときには“色”、付き合っているふりだってせなアカンかった。門りょうと呼ばれるようになってからはないけど」  彼女が全国的に知られるようになったのは、『CLUB MON』に勤めてから。「MON(門)のりょうというキャバ嬢がすごいらしい」という噂が広まり、転じて源氏名も門りょうになった。そこから彼女の存在は神格化。色営業をする必要もなくなったという。だが、有名になる前は、多くの苦い経験も伴ったという。では、そのなかで過去にどんな色恋や恋愛をしてきたのだろうか。 「というか、若い頃は不倫ばっかり。昔は金持ちのおっさんと不倫ばっかりしてきたから。だから今は年下が好きになったんやけどね。でも当時、別に後ろめたさはなかった。自分から言い寄ったわけちゃうもん。向こうから何度も好き好き言われたから付き合っただけ。自らすすんで“茨の道”を歩もうとは思いませんね」  世間では不倫のニュースが絶えない。当然ながら、不倫は“茨の道”。ときにはトラブルに巻き込まれてしまうこともある。具体的にはどんなエピソードが? 「相手の奥さんがうちの住んでいるマンションまで来て修羅場になったことがある。ピンポンを押されて、こっちはカメラで相手の顔が見えているんだけど。鬼の形相で立っていてゾッとした。もちろん、開けない。あまりに騒ぐものだから警察に来てもらったんだけど。ドアがボコボコになっていたわ。なんでバレたのか。浮気を疑った奥さんが関係者にカネを握らせたっぽくて、ぜんぶチクられていたみたい。そりゃ、不倫はトラブルだらけや」

 このように過去の経験を振り返る門りょうさん。自叙伝『北新地の門りょう ナンバーワンキャバ嬢の仕事とお金と男のホンネ』(トランスワールドジャパン)においては、彼女の実体験や本音が生々しいまでに綴られている。夜の世界・北新地で生き抜くためには、厳しい現実と向き合わないといけないこともあるのだ。 「昔はやっぱり苦労もあった。お客さんもたんなるキャバ嬢だと思ってナメてくるからね。強い女に見られがちだけど、傷つくことも多かったな。私自身がスレていたこともある。男はカネがすべてやと思っていた……でも、実際はそうでもなくて。義理や人情。エースグループ(CLUB MON)の社長や旦那とも出会って。考え方が変わった。北新地には、私のすべてが詰まっていますね」<取材・文/藤井敦年>
明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi
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北新地の門りょう ナンバーワンキャバ嬢の仕事とお金と男のホンネ

嘘偽りのないストレートな物言いと、目標を言葉にして、 ナンバーワンのキャバ嬢になった門りょうのシンプルな思考がみえる名言集。一晩で何百万、何千万という売上を叩き出す天性の集客能力を誇る彼女の仕事のノウハウも紹介。

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