文春の“キャバクラヨガ”報道に、女性経営者が激怒。林文科相に下心はあったか?
林芳正・文部科学相(57)が大臣公用車で「元AV女優が経営する“キャバクラヨガ”“セクシー個室ヨガ”に通っている」と週刊文春が報じた。
ところが、4月24日に「今回の報道について」と題し、件の個室ヨガ店である「ポジティブスターヨガ(PSY)」の経営者・庄司ゆうこさんがブログで反論。あたかも風俗店のようなサービスがあると誤解を受けるような記述や、「元AV女優」と書かれていた経歴についても「元グラビアです」と強調、セクハラや職業差別にあたるとして訂正・謝罪を求めたのだ。
庄司さんはブログで「ポジティブスターヨガは健全なヨガスタジオであり、これまで真面目にヨガの普及の為に全力で頑張って来ました」と訴えた。実際、ポジティブスターヨガのサイトやSNSなどを見ると、女性の生徒も多く、企業向けの出張ヨガなど“健全な活動”をしている。
インストラクターが若くて美女ぞろいではあるけれど、風俗扱いされたら怒るのも無理はない。
また、「グラビアアイドルなのに元AV女優と誤報された」という庄司さんの主張についてはどうか?
かつて、美脚をウリにしたアイドルユニット「SUPER LUCKY LEGS」のメンバーだった庄司さん。その後、美しい肢体を活かしてヌードモデルとしても活動をしていた。ブログのサイドバナーには、自身の出演したムック&DVD『庄司ゆうこのオトコのためのセクシーヨガ』などの作品やAmazonで販売されている過去のアーカイブへのリンクが貼られており、なかには全裸ヨガシーンがあるらしい『ヨガエステティシャン由紀子の憂鬱』(Amazonではアダルトカテゴリー)といったタイトルも確かに見られるが……。
「庄司さんは以前、フライデーやフラッシュなどの週刊誌でもヘアヌードを披露、イメージ作品や着エロのDVDにも出演していました。男優との絡みはありませんから、“元AV女優”という肩書きは違うかも……とはいえ、これらのジャンルは男性の妄想をかきたてるような仕草を伴う。SODから発売された『感じる…カラダ』など、AmazonでもR指定やアダルトのカテゴリーで売られています」(事情通)
また、「恵比寿マスカッツ」の元メンバーでもあった庄司さん。
「恵比寿マスカッツといえば、人気AV女優が数多く在籍していることから“AV女優のグループ”というイメージを抱く人もいるかもしれません。ですが、実際はグラドルやタレント、ダンサーなどの混成グループ。もしかすると、そんな過去の経歴から勘違いしてしまったのかもしれませんね。とはいえ、現在の彼女のヨガスタジオの活動とは関係ないと思います」(同上)
というわけで、「元AV女優」ではないけれど、そのセクシーな経歴に、男が勝手なトキメキを感じる可能性はありそうだ。
気になるのが、なぜ数あるヨガ店のなかで、林芳正・文部科学相は同店を選んだのかという点。
ポジティブスターヨガの料金は、女性が1時間3000円なのに対して、男性は1万1000円。1対1のパーソナルレッスンの後、ヘッド&ハンドマッサージが付くとホームページにも明記されている。一見、やけに高額のようにも思えるが……。
恵比寿には多くのヨガ店が存在しているが、他店の1対1レッスンの料金と比較してみよう。
・(A店)プライベートレッスン…1時間1万2000円
・(B店)パーソナルトレーナー付プラン…月額4万6458円(各1時間/月4回)
・(C店)プライベートレッスン…1時間30分1万5000円
各店ごとにカウンセリングやハーブティーなどオリジナルのサービスが付くことも多い。もちろん、グループレッスンであればもっと安いヨガ店は多いが、パーソナルレッスンの相場としては、特に高いわけでもなさそうだ。
経営者が反論の文春「キャバクラヨガ」問題を検証
なぜ林文科相は、数あるヨガのなかでわざわざ「PSY」に?
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