若者に人気の短期留学が“恋愛村”化していた…体験者が内情を語る
人生の再スタートを図りたい会社員やOLの間でも人気の短期留学。特にここ最近は、格安で行けるフィリピンに人気が集まっているが、実態はどうなのだろうか?
「語学力の向上が目的というより、色恋に走る人が男も女も多いです。ぶっちゃけ、セックスまみれですね」
そう語るのは、フィリピンのセブ島に短期留学した牧野雄介さん(仮名・36歳)。短期留学の内部事情を聞いてみた。
「留学のきっかけは、会社の海外赴任が決まったからでした。日本でも英会話教室に通わせてもらったんですが、いまいち上達しなくて。赴任まで休暇があったので、思い切って2週間だけ留学することにしたんです。留学先のセブ島の学校は、新しくてプールなども付いているので他の学校に比べると料金は少し割高。その分、生徒の年齢層も高かったです」
フィリピンに語学留学するのは、学生や20代前半の若者も多い。だが、牧野さんが留学した学校の生徒は平均30歳前後と、他の学校に比べると少し高かったという。
「女生徒は『自分磨きのために来ました!』みたいな、雑誌に影響されたようなコばかりでしたので、僕達とはツルまなかったです。大人の男同士が集まれば、やることは1つ。夜な夜なKTV(カラオケ)やビキニバーへ繰り出していました。物価が安いので1000円もあれば豪遊できますし、連れ出ししても8000円程度。僕より少し若い男連中は、毎晩のように連れ出ししてましたよ!」
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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