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おっさんが1人で「ポケモンスタンプラリー」をやってみたら…

自分へのご褒美は一人きりの時間! SPA!記者が“ぼっち”でさまざまなイベントに挑戦し、その充実方法を提案。さて、本当に楽しいのは?

【スタンプラリー】別れた子供を思い出し切なくなって終了

予算 1000円(電車賃) 充実度(最高は5) ★ 所要時間 2~5日
ぼっち

スタンプシートを購入する際、聞かれてもいないのに「子供が……」などと口走る

 世の中が「ポケモンGO」に熱狂した、2年前の夏。記者も例外ではなかったが、アップデートの遅さにいつしかスマホからアプリは消え去った。  そして今夏、目に留まったのは、JR東日本ポケモンスタンプラリー。今度はリアル(スタンプではあるが)なポケモンゲットだぜと、おっさんながらエントリーした。  まずはスタンプを6個集めるらしい。そうすれば、全55匹のスタンプを押せるブックが手に入る。全部集めるほどではないが、6匹ならやってもいい。  まずは恵比寿駅で「アママイコ」をゲットする。このポケモンは知らない。ふと顔を上げるとビアホールのネオンサイン。日は暮れたが、まだまだ暑い。冷たいビールを思うと喉が鳴る。ヱビスビールはおいしかった。アナゴの天ぷらを肴に大ジョッキを飲み干した。  大崎駅で「マッシブーン」(こいつも知らない)をゲットし、品川駅でリザードンをゲットする。ここらで降りるのが面倒になった。大ジョッキのヱビスビールが効いてきた。  翌日、6個集まったので、上野の交換スポットへ。そういえばここで2年前に息子たちとポケモンスタンプラリーをして、かき氷を食べたっけ。足は自然に立ち飲み屋通りへと向かう。妻と離婚し1年。ビールをコップに注ぎながら、今は離れて暮らす息子たちを思い出す。今度会う時は、ポケモンの映画を観にいこう。記者の夏休みなんてどうでもいい。息子たちの思い出を一緒につくろう……。 【結論】ポケモン好きなら普通に楽しい。駅ごとにビールをはしごするのもオツ。
ぼっち

すぐにバテて酒を飲んでしまう

― [ぼっち遊び]超充実ガイド ―
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